世界と人生を彩るもの

アメブロから引っ越してきました。整理を完了しないままこちらにブログを書いています。過去記事へのリンクはアメブロに飛ぶ場合があります。カテゴリーの整理もおいおい。

覚え書き-本

本 奥泉光『シューマンの指』

2011年本屋大賞の発表で気になった『シューマンの指』を早速読む。第5位。「独擅場」。読めますかww?本文に出てきて読み方にびっくりしちゃった。答えは「どくせんじょう」。わたし「どくだんじょう」読んでた。そして「どくせんじょう」って言われても頭…

本 乾くるみ『Jの神話』

これがデビュー作!??間違いなく発表された当時、「問題作」扱いされただろうな。普通の殺人事件が、犯人とその動機が解明されて終わりかと思いきや、やっぱりそれじゃ済まない。ってか想像を超えすぎて(普段からそんなこと思いつく人はちょっと・・・)…

本 歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』

引き続き歌野晶午。続編だけど、続編ではない。『王手飛車取り』でだいぶ勢いづいていたので、一気に読みました。性別などの先入観をもたないように気を付けながら。けどやっぱりええ!って驚いてしまった・・・。この本のトリックって、冷めた目で読んでた…

本 歌野晶午『密室殺人ゲーム王手飛車取り』

最近読んでる本の題名って。。。電車で向かい側に座った人たちはどう思うのか。「密室殺人」ってのはともかく、それに「ゲーム」がついたらアカンやろ・・・歌野晶午との出会いは、今まで何回かブログにも登場の、本好きグルっぽにて。「まさかのオチ。」ス…

本 岩井志麻子『嫌な女を語る素敵な言葉』

岩井志麻子の本を3冊読んだ。テレビでは見かけるのに、読んだことなかったし~(・∀・)良かったものから紹介!『嫌な女を語る素敵な言葉』☆☆☆☆☆めっちゃくちゃいい!!「あーこんな女にはなりたくないf^_^;」って女がいっぱい出てくる。嫉妬とか強欲で、いつ…

本 島本理生『ナラタージュ』

出た!女性受けする恋愛小説!!!以前も書きましたが、女性は、「叶わない恋」の切なさが好きだ。そんでもって「叶わない恋」が「いい思い出」になるのが好きだ。この本のテーマソングを勝手に決めると、dew『Thank You』です。我ながらぴったりすぎる。お…

本 荒木源『ふしぎの国の安兵衛』(ちょんまげぷりん)

ジャケ買いならぬ、背表紙借りしようと思って図書館ぶらついてて、発見。『ふしぎの国の安兵衛』の下に(『ちょんまげぷりん』に改題)とのシールが貼ってある。しかも、表紙が可愛いので、借りてみた。ふしぎの国の安兵衛/荒木 源¥1,260Amazon.co.jp普通に…

本 乾くるみ『リピート』

『イニシエーション・ラブ』で衝撃を受けたので、別の作品に挑戦。あれ以上の衝撃は無いと思いつつも期待して読む。で、結果、衝撃度は叶わなかったけど、なかなか面白かったです。タイムマシンものって頭が痛くなるんだけど・・・(^o^;)題の『リピート』、…

本 道尾俊介『向日葵の咲かない夏』

・・・最近、読解力が落ちているのか、読んでてよくわからなかった。もしくは、最後に判明した事実が、「へぇ~。・・・だから?」ていうレベルでした。犬猫の惨殺事件と、S君の事件の2本柱が展開されますが、その謎の解明が二転三転するのが、ちょっと飽き…

本 石田衣良『娼年』

石田衣良さんの作品は、『池袋ウエストゲートパーク』、『sex』、くらいしか読んだことがないのだけど、他にはいない類いの作家さんだと思うので、作家しては認めるけど(私は何様だw)、もう一度読みたい、とか愛読書にしたいと思わせる作品には出会えない…

本 瀬尾まいこ『幸福な食卓』

???最近立て続けにミステリーを読んでいたから?絶賛されている作品、だと思うのだけど、良さがわからなかった・・・・文章が洗練されているのはわかるのだが。読んで思った感想は、宣伝しやすい作品ではあるなってこと。設定が変わってる。父さんが「父…

本 恩田陸『木曜組曲』

ミステリー!一読の価値アリ!帯の紹介文耽美派女流作家の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、すでに四年。彼女と縁の深い女たちが、今年もうぐいす館に集まり、時子を偲ぶ宴が催された。なごやかなはずの五人の会話は、謎のメッセージをきっかけにいつし…

本 東野圭吾『仮面山荘殺人事件』

面白い。一読の価値アリ。(°∀°)b またまたグルっぽで気になった作品を読みました。「まさかのオチ。」スレで紹介されてたやつ・・・どうでもいいけど、東野圭吾って意外とお年をめしてるのね。30代か、もしや40代かと思ってたけど(なぜか売れっ子作家って若…

本 有川浩『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』

図書館シリーズ全体の感想は以前書いた(そしてそれ以上の感想はないに近い)ので、今回は紹介の要素無しで、読んだ本の記録としてアップ図書館内乱/有川 浩¥1,680Amazon.co.jpマンガみたいだと思ったからか、小牧さんのイメージが矢沢あい『天使なんかじゃ…

本 乾くるみ『イニシエーション・ラブ』

本好きのグルっぽに参加しています。自分が本に興味をもつきっかけは、図書館の貸出・予約ランキングとか書店の平置きなんだけど、偏って広がりがなかったり、新作じゃない名作をとりこぼし気味だったので、いろんなオススメ作品を読みたいと思って参加して…

本 有川浩『図書館戦争』

有川作品、連続読破中『図書館戦争』というその名の通り、戦争・軍隊モノなんだろうと読まず嫌いしておりました。でも読まず嫌いもアカンだろ、と読んでみた。一言、あくまで女性作家の作品だな。これはいい意味で。(・∀・)戦争・軍隊モノってたいていが男性…

本 有川浩『植物図鑑』

興味はあるけどチャレンジできない習慣--「お散歩」。 興味はあるけどチャレンジできない趣味--「植物」。この本を読めば、双方の入門を果たせることウケアイ。有川作品2つ目!にしてとらえた彼女の作品の特長・さらっと読める 時間をわざわざ用意したり、読…

本 阪急電車 有川浩

本をオススメするグルっぽで、有川浩さんの名前をやたら目にするので、一度読んでみたいなーと思っておりました。自衛隊ものやら図書館シリーズは、ちょっと読まず嫌いの感がとれず、映画の予告編をたまたま見たことのあるこちら『阪急電車』を読んでみるこ…

魍魎の匣(読了)

古い方のパソコンだとハコの変換が出てこず、、なんか安っぽい題名になってしまうなぁ。 魍魎のハコ、読破しました!長かったからか、すごい重厚感と影響力。 京極夏彦氏の作品は、形式とか前提と言ったものを破壊します。たとえばこの作品だと、一般人の犯…

魍魎の匣(読んでる途中)そして今までのミステリー・推理小説

「死ねばいいのに」に引き続き、京極夏彦氏の著書を読んでおります。未だ読了せず。なんてたって683ページもある・・こんな分厚い新書見たことない。(新書の小ささで厚さ約4センチってバランス変でしょ!) はじめのうちは、夜寝る前や地下鉄での移動中に…

死ねばいいのに

なんかびっくりするタイトルだけど、本の題名です。ある女性が殺されて、ある男性がその女性のことを関係者と思われる人に尋ね歩くストーリー。目次に一人目。二人目。・・・と書いてあるのが意味もなく怖いです。作品の前情報なしに本を手にしたので、何が…

ここに消えない会話がある

山崎ナオコーラさん、どんどん読んでます。ちょっと脇道から話すけれど、本のデザインが洒落ているな、と思ったら祖父江慎さんによるもの。この名前久しぶりに見た!むかしむかし、小中学生の時分、さくらももこさんのエッセイにはまっていたので(「あのこ…

カツラ美容室別室

続々読んでおります、山崎ナオコーラさんの本。一気に4冊も借りてしまった。(買わなくてごめんなさい)(´□`。)今回も良かったなぁ。ちょっと気づいたのが、やっぱりナオコーラさんの本は、共感できる登場人物がいるのが良い。考え方とか、性格の悪さとか社…

29歳

私の年齢ではありません。まだまだそこまでは至りません。(という言い方でだいたいの年齢帯がばれますが)本の題名です。山崎ナオコーラという作家が好きで、図書館で借りてきた本。1冊オール山崎ナオコーラかと思って借りてきたらいろんな作家(女性)の短…