世界と人生を彩るもの

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地震と浦霞

携帯からのYahoo!知恵袋で、ネットつかえるようになりました情報をゲット。ネットもつながりました。



良かった・・



 固定電話もパソコン(ネット)も携帯電話も使えなくなる事態なんて想定外だったけど、考えれば普通に起きることですよね・・。たとえつながるとしても、電池や電気が切れたらその時点で使えないわけだし。



 金曜日の夜、東京から来札している友人と札幌在住の友人と私で女子会の約束があり行ってきました。札幌でも震度3の揺れはあったけれど、仙台の友人とも栃木・東京にいる家族とも連絡がとれ、地震被害の大きさはまだ報道されていなかったので、でかけました。


 ひとりが下戸で、もうひとりの子は只今妊婦さんなので飲むのは私だけ。飲み放題ではなく単品注文だったので、節約モード。ビールのあとアルコール稼ぎに八海山(新潟の日本酒)を飲んで、次何にしようかなーと目線を移せば、そこにあったのは「浦霞」。


 宮城県塩釜の地酒です。


 去年の8月、東北夏まつりのシーズンに、年下の友人と東北プチ旅行をしました。


 苫小牧から八戸までフェリー、青森観光(三内丸山遺跡青森県美など)とねぶた(2回目)そのまま夜行バスで仙台入り。到着したのもつかの間、始発で塩釜へ。そこで地酒浦霞の酒蔵へ。早朝すぎて中は見てないけど、外目にも重厚な造りに興奮。あとは塩釜神社を堪能したり、海産物センターでマグロの中落ち丼や北海道のホッケもかなわないような肉厚ホッケをその場で炭火焼にしてもらって味わい・・・


 そのあと松島へ行き温泉と観光。


 仙台に戻って、アーケード内の七夕飾りを楽しみ、道に迷い、何とか合流した大学時代からの友人と牛タン、その友人宅でお泊り会。


  

 浦霞を見て、その旅行で訪れたさまざまな場所を思い出しました。だんだん報道による被害の甚大さがわかってきた今、それらの土地を地震の大きな揺れが襲い、津波が押し寄せてすべてを破壊していったのかと思うと、とても恐ろしく悲しい気持ちでいっぱいです。


 塩釜神社に向かう途中で寄ったコンビニで、松島の温泉情報を教えてくれたおばちゃんは無事かな。


 いつも私を支えてくれる友人はお腹を空かせていないかな。



 無事の一報がはいった友人は大学へ避難しているようですが、やはり連絡がとれません。



 福島原発のことも、理屈がよくわからないけれど、とりあえず怖いです。見えない放射能の影響を知らないから怖いのか。


 札幌の近くにも泊原発があります。



 地震のニュースに気を滅入らせて何も手につかないのはどうなのかと思いつつ、何も関係ない素振りで今までの日常をすごすことが望ましいとも思えない。


 北海道(札幌)はどうも他人事です。いえ、ひとりひとりの人間はテレビ画面で目にした惨状に大変心を痛めています。どこかカラ元気です。けれども社会としては、北海道・札幌という地域社会としては、地震があったことは感じさせることなく日常が行われています。


 

 今後は漁業や物流全般に大変な影響が出そうです。


 でもその影響は、社会や生活には影響しても、私の命には影響しない。無事に帰ってきた妹にも。


 ちょっと言い方が大げさかな、


 けれど、東北・関東のこの大地震は他人事として、自分から切り離せないようです。



 自分の非力さ。


 自衛隊の方々をこんなに頼もしく思ったことはありません。海外からの救援隊の方々にも感謝いたします。



 できるだけ多くの命が犠牲にならずに済みますように。被災された方ができるだけ早く平穏な生活に戻れますように。