ドラマ「美しい隣人」最終回
つれづれ、人によってはネタバレになります。
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難しいことだとは思うんだけど、
ミステリーの”謎解き”は、予想通りであってはならない。
難しいことだとは思うんだけど、
それは基本ではないのかな??
美しい隣人もいよいよ最終回。
檀れいの愛らしさはいったいなんなんだ!?
長澤まさみ→中谷美紀→檀れい→吉永さゆりの人生を歩みたい(●´ω`●)ゞ
仲間由紀恵、美しい・・・(今までそこまで好きじゃなかったけど、こんな悪女役ではまっちゃう感じ、いい!)
もし自分が男だったら引っかかっちゃうような悪女がいい。女の自分からはまっっったく魅力を感じないけど、男の人は好きなんでしょ?タイプな悪女はだめなのです。ヾ( ´ー`)
渡部篤郎は・・可愛すぎる奥さんがいるのに、ミステリアス美女に惹かれちゃうなんてばかやろっ
と、本当に、毎週毎週楽しみにしておりました。
やっぱりこのドラマの魅力は、隣人たる仲間由紀恵の怖さだと思う。
いつの間にか、ママ友や夫やその父母、そして自分の子どもまでも絡め取られて、ただの隣人が、自分の地位を脅かす人間となる。
(傍から見ていると、他人だからこそ善人でいれるわけで、どんなに善人でも肉親への信頼にはかなわないと思うけれど。どんなにお母さんが怖くてもやさしい他人がお母さんにとって代われるわけではないように)
主人公の檀れいでさえ、隣人に絡め取られている。でも、なにかおかしいと感じてから、悪夢が始まる。
檀れいの立場になったときに、ママ友や義母との軋轢(しかも身に覚えのないもの)が生じてきたり、自分の息子や旦那を奪われるかもしれない絶望(主婦だし)は恐怖だと思う。
そこまでは良かった。とてもハラハラしながら1時間ドラマを楽しみ、1週間を待ちきれなかった。
が、
謎解きをね、視聴者が予想した通りで済ましてしまうのはどうなのか。
結局、沙希(仲間由紀恵)の子が死んでしまったのに、絵里子(檀れい)は自分の子が助かってほんとうによかった!!って言っていることが気に食わなかったんだなっていう。
それ以外にも最終回でのモヤっと。
檀れいはどうして逃げる(離れる)ことよりあんなに攻撃に転じたのか?
対決シーンの終盤で沙希が窓から、、、え!?死んだの!?自分から!?
(幼稚園の噂でもケガさせたって言われてたし、警察も絵里子のこと信用してない風だったのに、「沙希が自分で落ちた」ってことで済んだのか!?)
錯乱する絵里子に愛想を尽かさない慎二(渡部篤郎)。
蛍の会から帰るときとか駿君いきなり大人しい・・
やっぱり沙希がどうなったのかわからない、
沙希が生きているうちは引っ越さなかったのに、死んだらあっけなく引っ越し。
なんで新居にDVDが届くの!?
そして理生くん・・・!!?
何言ってるの!?
私も味方だと信じていたよ!?
第9回、第10回くらいから、絵里子のナレーションが増えてしまったのは、それ以前での「誰でもこういう状況は怖いよね」とみんなが共感できる展開ではなくて、「絵里子はこう思っているのです」と、そう思っていることにして結末へ向けて解決していることにしなきゃいけなかったとしか思えないonz
今のミステリーって、謎解きの段階でこっちが予想もつかないような事実が出てくるパターンが流行り。
容疑者Xの献身とか、鴨とアヒルのコインロッカーとか戦慄もん。
だから物足りなく感じてしまうのか・・
沙希の来歴が絵里子の人生と似ている・・!っていうのも、今更のこじつけというか、そのほかのことも含めて、
本筋としては大したどんでん返しができないから、よくわからない事象を混ぜてみたようにしか思えない・・・