やぁーーっと読めたーー:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
吐息と稲妻。
2か月くらい前に、雑誌クッキーを立ち読みしていて(←おい)出会った作品。
立ち読みで、嗚咽が漏れそうなほど泣いたのは初めてです(´□`。)
胸がキューンとする切なさと、大切な人への「想い」の描き方がまさに神ですよ。谷川史子センセイは!!
その立ち読みしていたクッキーを買おうかと思ったけれど、これは手元に残したい!と思ったもので、コミック化を熱望していたのでした。
3月15日が発売日で、北海道はいっつも発売日から数日後に発売になるので、もしや自分の誕生日くらい??と思っていたのだけど・・地震があったので、誕生日はゆうに過ぎ、今日ゲットできたのでした。ここ数日、本屋でのうろつき具合が半端なかったよ・・
表題作の『吐息と稲妻』ほか、
『星空スイマー』
『雪の女王』
『ニジメガネ』
『春追い』
の短編が入っております。
どれも「谷川史子らしい」作品(もちろんいい意味で!!)です。そしてかぶっていない。
谷川史子が好きな人はもちろんもっと好きになるし、谷川史子を知らなかった人はもちろん好きになっちゃう素晴らしい短編集です。
やっぱり『吐息と稲妻』は傑作だと思う。
そして『春追い』(これも立ち読みしていた・・)も好きですねぇ・・・(*゚ー゚*)
自分も2人姉妹だからか、姉と妹の絆がからんじゃうと、もうやばしです。
- 吐息と稲妻 (りぼんマスコットコミックス クッキー)/谷川 史子
- ¥420 集英社 2011年3月
- Amazon.co.jp
谷川史子さんの大ファンです!と断言はできないのですが。
作品全部を網羅して読めているわけではないし。
けど大好きです。
たとえば、初恋とか幼馴染とかひとめぼれとか、
好きな人がいて、
たとえその恋が実らなくても、
どんなに片思いがつらくても、
失った恋がいたくても、
あぁ、好きになって良かったな、
大切な人に出会えてよかったな、
かけがえのない時間を過ごせたな、
って思えるすばらしいお話ばかりなのです。
そういう短編を描かせたら、谷川史子にかなう人はいないと思う。