世界と人生を彩るもの

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本 綾辻行人『迷路館の殺人』

綾辻行人館シリーズ続行中。



館シリーズは、


十角館の殺人

水車館の殺人

迷路館の殺人

人形館の殺人

時計館の殺人

黒猫館の殺人

暗黒館の殺人

びっくり館の殺人


です(赤字が既読)。




これを、十角館→時計館→迷路館→水車館→黒猫館の順番で読んできたわけですが(ブログUPはこの迷路館まで)、


今回、迷路館を読んで、思いました。



やっぱりシリーズものは順番守ろう!


(こないだ『今はもうない』でも同じこと言ってたのにね・・)



読み始めから、人間関係的なネタバレしちゃってる感があって、、これは外れたかもと思ったのですが。



そんな危惧は不要のいい作品でした!


てか、むしろ楽しめたかもしれない(他から順番を戻って読んで)。



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小説家ってすごいなぁ、


シリーズファンを満足させなきゃいけないし、


初めて手を出す読者も引き込まなきゃいけないし。


私みたいに、著作の順番ごっちゃにする読者もいるし。



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今回、知ってるからこそこんがらがった!


(やられた!!)



またもや、密室というか蜜館モノ


時計館は半地下だったけど、今回は全地下。


部屋と部屋を結ぶ廊下が迷路になっているんです。



そういえば、何故こういう構造の家を建設したかにかんして、全く説明がなかったなぁ。??


けれど、犯人の殺人の動機とか、


真実のあばかれ方はこれまでの中で一番好きかもしれない。


全く想像してない真実だったので。



しかし、殺人がジェイソン過ぎる・・・


読んでる最中に、そのジェイソン具合に若干冷めちゃうんだけど、


けど、次の館を読みたくなるんですなぁ。。。



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