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映画 『宇宙兄弟』 特別試写会の感想です☆

宇宙兄弟(1) (モーニングKC)/小山 宙哉



おととい深夜にアップした通り、特別試写会で『宇宙兄弟』を観ることができました~☆

一般公開の18日前に観れるなんて・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

「試写会」ってなんてステキなんや~!


もともと、マンガ自体の評判がいいですよね、去年2011年に小学館漫画賞講談社漫画賞をダブル受賞だもんなぁ。

あとは、女性にも楽しめるマンガとかって評判を聞いたことが・・・

しかし「宇宙」って! 規模が想像できなくて、手が出せない雰囲気がありましたけど、


岡田将生くんが出演~~ってことで、観たかったのよね~♪


というわけで、原作の内容は全く知らずに観てきましたよ!



それでは感想に参ります^^

この映画・・・・

ひっさしぶりにめちゃくちゃいい映画に出会ったーーー!!!!
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ

 


なんというか、どんな人にも「良かったよ~☆」ってオススメできるレベル。

いい意味で当たり外れのしない映画、

いい意味で万人受けする映画。


でもね、浅いわけではないんです。

ちゃんと、

心が、うわ~~~~っと動かされる映画なんです!!!

胸が熱くなりました。

(※↑ 将生くんにではなく、映画にだよ!)


この映画では、題名通り、「宇宙」と「兄弟」が描かれます。

時代が2035年とかそこらへん。


人類は再び、月への移住の可能性を模索し、そこに人間の居住環境を構築するための研究をすすめている時代。


そこに、史上最年少宇宙飛行士のヒビト(岡田将生くん)が派遣されるわけです。日本人で初めて月に到達する英雄的扱い。

一方、兄のムッタ(小栗旬)は、車のデザイン会社で働いていたが、ひょんなことから上司に頭突きしクビになってしまう。31歳での転職活動もうまくいかない・・・


夢に向かってまっすぐ努力して宇宙飛行士になった弟と、自分は平凡なんだと夢をみることをあきらめた兄。




とまあ、そんな序盤なんですけどね、



この映画は、兄弟の絆、宇宙のロマン、夢をもつこと、の3つ!!!!これが詰まっている!


私も2人姉妹の姉なので、2人兄弟ならではな感じとか、兄(姉)だからこその葛藤やいらだちとか、兄弟(姉妹)の絆(親との絆とはやっぱり別モンなんだよね)とか、いろいろグッときます。



宇宙というのも、小学校のときが一番興味をもっただろうか・・

星座とか惑星とか天体というものに一時期すごーく興味を持ったりしません?

人間が月に移住するとか、他の惑星との交流なんてのも、ファンタジーというよりは、実現可能な未来としてもっと身近に感じていたような気がします。

そう、私がうまれたころは、宇宙に行けることはすでに当たり前な時代。


日本人の宇宙飛行士の方もいっぱいいて、宇宙からの中継なんかは何度もテレビで見たことがありますが、この映画を見たときに気づいたのは、私は「宇宙に行くこと」のすごさを舐めてたということ。


今回この映画を観て、初めての1961年有人宇宙飛行とか1969年の月面歩行とか、そのときの熱狂ぶりに立ち会った気がしました。

宇宙に行くことってのは、未知を拓くことだったり、死と隣り合わせだったり、勇気が必要だったりと、あんなに映画にぴったりくるテーマってないよなあ(・∀・)

でも、映像美が先にくるアメリカ映画と違って、邦画だから、ちゃんとドラマが先にあると思う。




ちょうど1961年が私の両親が生まれた年で、

今でも月面歩行の映像なんかが流れたら、私の父親は「テレビの前にかじりついてみてたな~」と。

その世代の人たちが共有している、熱狂の思い出なんですよね。そういうのってうらやましく感じたりして・・・(大阪万博の熱狂とかさ)。

だから、あのときアポロ計画なんかに熱狂した世代の人たちも楽しめるし、それを知らない私たち世代はその熱狂を初めて体験できるような映画です。

時代設定は未来なんですけれど・・・


過去の熱狂を未来に投影して感動する作品というか、ほんとに面白かった。



月までは38万キロって知ってたし、映画『アポロ13号』も見たことがあったはずなのに、この宇宙兄弟を観て、改めて月に行ったことのすごさに気づかされました・・・

38万キロ先の月に行くための燃料が積めること自体がもう想像できない。

酸素もです。

38万キロ先の月に行く分と月で過ごす分と帰ってくる分の酸素を積んでいくのか???

今開発中の宇宙ステーションだって、酸素をいちいち持って行って補充しているのだろうか・・・

途方もない想像できなさ。。



私は閉所恐怖症で、特に「酸素が足りない」っていう状況がダメでヘタすりゃパニック起こすので、宇宙にはいけそうもありません。宇宙服の信用もできないし、宇宙船に穴が開いたら終わりだよ~と思っちゃうヘタレ。

宇宙飛行士ってすごいな~・・・



あとは、なんか「夢見ること」の熱さを感じれます。

兄ムッタは一度無職になることで、31歳にして人生を見つめなおすわけですが、

そこで、諦めたり妥協して自分を平凡に貶めるんじゃなくて、

なんか、もういっかい夢見ていいんじゃない? 夢追っかけていいんじゃない?

ってなる感じがほんとにまぶしい!!!!!!



俳優陣もほんとにいい働きしてまして、

岡田くんは史上最年少のいじられ宇宙飛行士をよく演じてます。

英語は微妙だけど、

お顔がほんとに綺麗でですね~

見てる私の顔はやばかったと思いますぞ←

しかもあのスタイルね~

宇宙服(?というかアルマゲドンみたいなオレンジの)着て、白人黒人と並んでいるのに、誰よりも顏が小さくてーーー!!!!!ヽ(;´ω`)ノ

もう完敗だっ

勝手なイメージだけど、彼はこうちょっと気弱な雰囲気の生真面目青年って役柄が多かったイメージですので、

しっかり自分に自信があって、つんつんヘアーのあの役を観れて良かったどす。



小栗旬も、今までそこまで好きな俳優ではなかったんですけど、

いい俳優さんだあ!と思いました。

そもそも、花より男子の花沢類役をやったことで、小栗旬アンチになっちゃったんだなwwww

なんか、綺麗なイケメンではないからこそ、人間味があるなあと。

そしてその人間味によってかっこよく見える俳優なんだなと思いました。



堤真一は言わずもがなですけど、いつものいい味出してました。

てか、プリンセストヨトミに続く将生くんとの共演なんだなあ^^


麻生久美子も好きな女優だし、濱田岳もよく見ますねえ、重鎮・塩見三省さんも、大切なことはすべて君が教えてくれたに出てた新井浩文さんも出ててまた嫌な役でww


ムッタの子供時代を演じた子の演技も良かったなーー

主題歌のコールドプレイもとてつもなくかっこよかったなーー
(長くなったので駆け足w)



脚本の大森美香氏はあまり合わないと思ってたけど、今回は良かったです。

観終わってみると、前半が間延びしてしまった感は否めないけど。

監督の方も名前全然聞いたことないけど、、


月の遠さの演出の仕方が秀逸で、ああいうのは、脚本によるものなのか監督によるものなのか、演出なのかは知らないが、とにかく、観て損はない映画だと思います。

あの映画をダメだったという人はどこに難癖をつけるのかなぁ?



宇宙に行きたい!  ・・?
 

けどいけないので、応援グッズ購入☆

宇宙女子!