世界と人生を彩るもの

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マンガ 谷川史子「おひとり様物語」6巻


最近読んでる連載マンガはいくつかありますが、谷川史子のマンガはいいです。とても。

この「おひとり様物語」はとても素敵なタイトルなんだけど、名前で損しているような気もする。なんでかというと、一緒に本屋に行った友達に何買うの?って聞かれたので、この本の表紙見せたら、「ふ・ふぅん」っていう反応でした。まあたしかに、「オヒトリサマモノガタリ」というタイトルからは、独り者の女性が寂しく生きてる話のイメージするかも? 

たしかに独り者の女性の短編なのですが、そのどれもが素敵なのです。切ない話はあるけれど、サミシイ話ではない。

ひとつひとつのストーリーがキラキラと素敵で、読み終わるとほわーっとした、なにか満たされた気持ちになります。

何も、人と付き合って何したとか、人と別れてドロドロした、だけがマンガの題材になるわけじゃない。

ふとした日常の中にある出会い、人とのつながりで、なにか素敵な予感に満ち溢れるような、とにかく素敵なお話が多いです。