世界と人生を彩るもの

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本 東野圭吾「疾風ロンド」

読んで損はないけれどもう一度読みたい名作でもなかった。

読んだきっかけは、実写化の記者会見?がワイドショーで流れていて、関ジャニ大倉忠義も出ていることだし、11月26日の公開の前に読んでみようかなという感じです。

図書館の蔵書検索でも、人気がひと段落したタイミングなのか、すぐに借りれました。

読むのも特に難しさもないのでけっこうすぐに読めます。

そしてよくもわるくも東野圭吾。読みやすい!

普通のミステリーと違う点として、炭疽菌っていうよくわからん化学的なブツが使われることくらいで、ミステリ要素もサスペンス要素もコメディ(ドタバタ)要素も全部、ライトなタッチで、とんとん拍子に終わってしまいます。

小説ではパトロールする大倉くんが主役なのに、映画では阿部寛が扮する研究員が主役・・・ということは映画の続編は期待できないか・・。

というより、そもそもこの疾風ロンド自体が小説としては一応?の続編のようで?? 「白銀ジャック」にも大倉くんやら大島優子ちゃんの役は出てくるみたいですけど、もう別の配役で実写ドラマ化されているし、細かい設定が違ったりするみたいで。

でも舞台は長野ですか・・・。これが北海道だともう身近に感じられて良かったのですがねー!!

ただの役どころとしてもニセコのスキー場で大倉くんがパトロール隊員の役でもすれば、今年の冬は数十年ぶりのスキーに挑戦したのに。(クロスカントリーを除けば中学校が最後なので、ええと、、、16年ぶりとかのスキーですか。リフトだけで絶叫しそうだ。)

あとは大倉くんがへっぴり腰スキーをしてないことを祈るばかり。

とにかく、この文庫本は、「(実写ありきの)脚本のようだ」と感じました。つまり、しっかり実写化されているなら実写のほうが楽しめるような作品。