世界と人生を彩るもの

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西武 夜行特急で行く秩父絶景ツアー

4月に東京に滞在していたとき、その目的は、Coldplay東京ドーム公演、ミュシャ展、野球観戦とたくさんありましたが、さらにもうひとつ、このツアーの参加が目的でした。
 
これまでも気になっていたけど日程が合わず参加できなかった、
 
西武 夜行特急で行く秩父絶景ツアー
秩父三峯神社で絶景の雲海&星空鑑賞を目指す!!
 
です。
 
出発日の1ヵ月前くらいに、ひばりヶ丘駅発(札幌のひばりが丘じゃないよ)で申し込みしました。その時点で残席少なめだったらしく、当日限りで確保しておいてくれたのはありがたい。購入しに行ってすでに満席です!って言われたら悲しすぎるもの。あ、購入は東京・西武池袋沿線在住の妹が行きました。
 
このときのツアーは池袋発と練馬駅発、そしてひばりヶ丘駅発があり、ひばりヶ丘駅以外はすでにキャンセル待ち。
 
気づいた時点で、ひばりヶ丘で申し込みできて本当に良かった!!
 
もともと妹宅から近いのでひばりヶ丘がいちばん楽なのもありますが、このツアーの出発日は4月21日(金)の深夜。私はこの日、西武ドームにて野球観戦をしていたので、そこから真っ直ぐこのツアーへ参加することに。西武球場前駅から一番近いひばりヶ丘駅が一番便利なのでした。
 
ひばりヶ丘駅の集合は23:30。
 
試合終了後、球場で割とぐだぐだ過ごしましたが、それでも余裕をもってひばりヶ丘駅着。
 
受付時、三峯神社の案内図や、パンフレット(諸注意含む)と星空早見表、申し込み時に選択したビールを受け取りました。
 
ちょっと心配してたんだけど、ビールはそこそこ冷えてた。良かったー口笛
 
ひばりヶ丘駅に集合したのは40名くらい。
 
今日の夜行特急は貸切で、池袋から220名くらい、練馬から40名くらい、の総勢300名のツアーとなりました(数字うろおぼえ)。
 
参加者パスを首からさげて、いざ! 改札を通り抜けてホームへ向かいます。
 
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「夜行特急」っていう響きもいいけど、「臨時特急」っていう響きもテンションあがる!!

私達しか乗れないExtra Expressお願い

この時間(23:53)に鉄道のホームにいて、しかも今から旅立つってのも楽しい。

 

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本日の電車が入線!

頭の中で流れるテーマソングはゴダイゴ銀河鉄道999。

GLAYのSupernova Express 2016でも可。新幹線じゃないけど。

 

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臨時に乗るのって、中学校の修学旅行以来じゃないかな!?

青函トンネルぬけて青森岩手へ行きました。

 

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座席も指定席です。

今回3名で参加しましたが、しっかり4名分座席いただけました。

さすがに1名参加の人とボックス内に4人になるのは気まずい。てかそもそもボックスにできない。

 

電車の中で乾杯したあと、過ごし方は人さまざま。

 

眠りモードでぐっすりって人もいれば、おしゃべりモードの人もいます。

 

私は移動してるとき寝れないタイプなのでこのときは起きてました。

 

 

あと、私は進行方向向きじゃないと酔うタイプなのですが、西武池袋線飯能駅スイッチバックし、進行方向が変わります。

 

途中で、逆向きでも平気な同行者と席を交換。

 

 

特急は1号車にトイレ(広くてきれい)があったので、良かったです。

 

このツアーでは途中、高麗駅に停車&トイレ休憩がありました。

ビールの配布、女性参加者が多いことに加え、バスに乗り換える西武秩父駅ではトイレの使用ができない旨が繰り返し伝えられていましたので、高麗駅ではけっこうな人数の方がトイレへ行ってました。

 

私は混雑してるトイレに並ぶの嫌だな~、でも西武秩父駅ではトイレできないというし、膀胱が限界を迎えてもいやだな~と思ってたところ、特急内のトイレに行ってみたら誰も使用しておらず、すぐ済ますことができました。灯台下暗し。

 

 

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深夜1時40分頃、西武秩父駅へ到着。秩父へ来るのは3度目ですが夜は初めて。

 1~2号車ずつ声をかけられて降車しました。

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駅を出て、バスへ乗車します。
バスは7台あり、私たちは6号車。
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さっき(野球観戦)でぼろ負けしたレオがいる・・・!!!ポーン

(私たちのバスにはレオはいませんでした)

 

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乗車して人数確認後、ちょっとの時間調整をおいて、バスが走り始めました。

電車と同じく、3名で4名分の席をいただけたので、見知らぬ方と隣の席ってことはありません。

 

このあたりから爆睡街道まっしぐら。

バスの中も外も暗いので何も見えません。

 

外から見たら、中が真っ暗のバスが連なってるってなんか怖かっただろうな。

 

途中道の駅でトイレ休憩がありましたが、そのまま眠り続けていました。

 

 

そして3時30分頃、三峯神社に到着。

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スターパーティーのスタートをクラッカーでお祝いしました。

星空観賞は前半後半、このあとの三峯神社散策(雲海鑑賞)は3班に分かれて行われました。

 

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大好きな秩父の中で、なかなか来れなかった(遠い・・)三峯神社にようやく来ることができました!!

 

星空観賞は、あいにくの曇天でほとんど見えず・・・

かなり高性能なビクセン社望遠鏡などもあったのに・・・

 

ただ、ベガがぐんぐん動いている様子は望遠鏡で見ることができました。

 

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星空解説のときもレオが・・(笑)

 

このとき気温は0℃台前半じゃないかってくらい、ものすごく寒かったです。おしゃれな山ガール装備は持っていないので、もこもこフリースを着て、ウインドブレーカーを着て、足にはブランケットをまいて、それでちょうどいいくらい(それでも寒いくらい)でした。

 

集合場所にミニスカートで来てた女性は大丈夫だっただろうか・・・

 

星空観賞の際、サラダ味のおせんべいとあたたかい紅茶が提供されており、塩味とあったかいのが助かりました。

 

ちなみに、この星空観賞の間も、このあとの三峯神社散策の間も、バスでの休憩も可能でした。座席が指定なので、不要の荷物(野球グッズ)を置いておけたのは大変に助かりました。

 

1時間ほどの星空観賞を終えて、4時30分頃から三峯神社の散策へ。

雲海観賞場所も3班に分かれて、とのことで、まずはそこまで全体で移動するようです。

 

最初にめちゃくちゃきつい坂を上りました。

そして、三峯神社の有名な鳥居へ (4:37)。

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狛犬が狼です。
この時間、この薄暗さで見ているので怖いです。
 
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この階段をあがると奥宮を望む遥拝殿です。
 
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ちょうど遥拝殿への階段の逆にあるのが随身門です。のちほどじっくり見ます。
 
どちらへも行かずに直進。
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道はきれいに舗装されていますが、さすが山に鎮座しているだけあって、登り下りが激しいです。
 
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当時はここどこだろ・・・と思ってましたが、いま地図で見ると、おそらく興雲閣の裏の駐車場へやってきました。
 
ここが私たちの雲海鑑賞ポイントのことですが・・・
 
木立が視界をふさいでおりあまり眺めがよくないので移動することに。
 
ここから、ご祈祷・お食事の時間まで自由時間です。
 
 
さきほどの階段の上、遥拝殿へやってきました。
imageこの写真の右側にある山・妙法ヶ岳のてっぺん(付近?)に奥宮があるようなのですが、発見できませんでした。
 
というか仮眠程度の睡眠しかとらずに、朝早くから坂を登り下りしている疲労から、写真の枚数がとても少ない・・・
 
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壮大でおごそかな景色。
 
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残念ながら「雲海」は発生していないとのこと。
 
星空も雲海も見れず・・・。
 
残すは日の出の美しさくらいしかありません。
 
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高い山の上から見晴らしのよい世界を眺めていると、自然の中に存在している感じがしました。
 
そこにのぼってくる太陽を感じることは、いち生命として喜びを感じました。
 
 
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日の出も見れてこんな感じ。
 
曇るなら曇るで雲海でてよね!!!
 
 
遥拝殿の右奥にある山の斜面から日の出を眺めていたのですが、足元の危険度がやばかったです。上の写真の足元を見るとちょっと感じ取っていただけるかと思いますが、足元が急勾配で沈み込んでおり、落ちたら死ぬ!!という感じでした。頭の中をめぐる「滑落」の2文字。ちなみに私は”不安定な”高所恐怖症です。
 
この危険地帯にある親子がいたのですが、父にあたる方がどう見ても酔っ払いで、超危なかった。一緒にいる娘さんが、半ギレで注意してたけど、こっちがハラハラしました。というか落ちるときに掴まれそうでこわかった。。。酔っ払い注意。
 
 
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階段をおりて随身門へ。
ここはもともと門の両側に仁王像がいたのだけれど、現在はよそへ行ってしまったそう。
 
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下の駐車場から坂をのぼると、三ツ鳥居があって、それよりさらにすすむと、左に随身門、まっすぐ行くと日本武尊銅像、右に遥拝殿という分岐点があり、左手にまがると下り道です。
 
一般的な神社は、一番高いところにある本殿に向かって歩いていくイメージがあったのですが、三峯はおもしろいつくりでした。
 
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色合いがとてもきれいです。
装飾も細かくてキレイ。
 
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狼さん。
 
 
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よく見ると阿吽になってますね。
 
そもそも「狛犬」とは何ぞや?って調べてみたら、想像上の生き物で、もともとの狭義は、神社などの入り口左右に置かれる獅子と犬のうち犬の方だけだったものが、いまはもっと広く、両方のことを狛犬と呼ぶそうで、
 
もともとが想像上の生き物なら、三峯の狛犬が狼だとしても不思議はありません。狛犬?狛狼?
 
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生えているスギの木が歴史を感じます。
伊勢神宮に行ったときと同じような気持ちになりました。
 
こちらは山の上だけあって、「霊場」感がすごいです。
 
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拝殿前の狛犬
 
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いよいよ拝殿へやってまいりました。
 
拝殿前は青銅の鳥居です。
 
 
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△手水舎もカラフルできれい。
 
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△手を清めながら上を見るとここにもきれいな細工が。
 
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△大木2本に守られるような感じで拝殿があります。
お参りしました。
 
「氣」おまもり、色でかなり迷いましたが、黒(紺?)をひとつ購入しました。
 
 
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△拝殿の装飾。
 
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△拝殿前の、水をかけると龍が浮かびあがるところ。
 
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△こちらえんむすびの木。
 
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△なんかかわいい感じ。
同行の2人は熱心にお祈りしてました。
私は特になにもせず・・・
 
このあとは拝殿内でご祈祷を受け、その後朝食となりました。
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秩父わらじ豚味噌丼。
 
ひもをひっぱったら温まるお弁当でした。
 
 
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△この朝食が朝の6時30分(半徹明け・・・) ボリューミー!!
 
真ん中にあるのは秩父名物のみそポテトです。美味しかった!!
 
朝食会場で40分くらい過ごしたあとは、集合してバスへ、と思ったら、「さっきより雲海(っぽいのが)出てます!!」ということで再度裏の駐車場へ。
 
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△うーん?(゜-゜)
 
見てないので何とも言えませんが、雲海がなくとも大自然の中で壮大な景色を見ただけで十分でした。普通に行くとしたら、なかなか行けない時間帯(早朝)だったし。心が洗われた気がする・・!!!
 
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△明るくなってくるとまた違った雰囲気です。
 
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△夜みるとなんか不気味(すみません)だった三ツ鳥居や狛犬も普通の雰囲気。
 
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△坂道をくだって駐車場へ。
(坂のきつさわかりますか?? これを移動一発目に上ります!!!)
 
 
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△この旅行はあちこちにお花が・・☆
 
7:45頃、バスに乗車し出発しました。
3:30の到着からおおよそ4時間の滞在です。
 
スポットを見てまわる、というよりも、三峯神社にいることで、そして秩父の山々を眺めることで、エネルギーを体に充填したような、そんな滞在になりました。
 
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△ヘアピンカーブの続く山道をくだっていきます。
 
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道や花を眺めていたのも5分ばかりであとは爆睡タイムでした。起きたら首痛かった~。
 
このツアーはもともと、西武秩父駅長瀞の降車を選べたのですが、当日「羊山公園」も選択肢に加わりました。
 
もともと西武秩父駅で降車後、羊山公園に向かう予定だったので、羊山公園駅で降りることに。
 
西武秩父駅着が8:45(三峯出発から1時間)、羊山公園が8:55でした。
 
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到着したのはP1駐車場「シャトルバス発着場」。
 
ここから歩いて羊山公園の”芝桜の丘”を目指します。