世界と人生を彩るもの

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オホーツク海岸沿いをずーっと南下(稚内-猿払-枝幸-雄武-興部)

2年弱前にひとりで稚内までドライブした話、続きます!!

 

宗谷岬はけっこう満喫したのに、滞在時間は25分ほどでした。寒さは感覚を麻痺させますね。

 

3月の3連休ともなれば、春はもうすぐ! と言いたいところだけど、稚内にはまだまだ届かず。路面はとけてたからほんとうに良かったよ。

 

気温がマイナス一度。

 

前記事に続き、風速表示のことですが、上の写真の風速時速39km、秒速に直すと10.8m。

 

なんだ大したことないじゃん、って思ってたけれど、ネットで調べたら風速10m/秒でもけっこう強い風扱い(沼や湖の水面に波が立つレベル)でした。

 

わかりやすく言えば、風速(毎秒)が1mあがるごとに体感温度は1℃下がるそうで!!

 

何が言いたいかというと、風速10.8m/秒は強風で、この日の稚内はもともとマイナス一度なので、体感温度はマイナス9℃どころじゃなくもっと寒かったです!ということ。 晴れ間があってたまに日差しがあたるのに、とてつもなく寒くて、車に飛び乗って暖房マックスで暖をとりました。3月なのに、、

 

オホーツク側を下る(←下るというのが正しいかどうかわからないけれど、この旅行において、稚内(北)へは上るし、稚内からは下るというのが私の感覚でした)と途端に海の色が変わった!!

 

日本海はねずみ色のどんよりって感じだったのに、オホーツクは緑がかってる・・・。

 

てかオホーツク海を見てる!ということが滅多にないもので、それだけで2日目のテンションもなかなか高いですよ。

 

 

ひとりドライブでちょいと困るのは写真が撮れないこと~・・・

 

道路の左側に寄りやすい駐車場があったら、ちょいちょい寄って、休憩や水分補給や写真撮影してました。

 

昨日の北上とは逆に、右手に小高い丘陵が続き、左手には海。

 

分厚い雲が覆ってるけどたまに晴れ間がある天気。 なんとか降らなそう。

 

このドライブでけっこう心配してたのは、長距離の冬道に慣れてない私が、スピードを出したくないときに後ろに渋滞ができちゃうのでは?ってことだったのですが、この時期、この辺に旅行やドライブに来る人は(あまり)いないようで、網走にいたるまで私を追い抜きたそうな車は5台以下でした。すぐ左に寄って先に行かせたのでストレスフリー。

 

 

△海岸線から少し離れて森林の間を抜けたり・・・

 

 

△また海岸線に出たり・・・ (右折して寄ったらしい駐車場)

 

「あー青空が綺麗だなぁ」なんて思いながら運転してました。

 

前日はず~~~~っとどんより曇り空だったもので。

 

すぐ発車して先へ進みます。

 

 

 

1日目に稚内へ北上するときも通過する道の駅はすべて寄ったのですが、2日目も同じく寄ってスタンプ押しました(自分のノートに)。

 

稚内出てから一番近い道の駅は猿払村の道の駅 さるふつ公園。

 

このドライブ旅行に出かけるとき、母からホタテを送ってくれ!!と頼まれており、この道の駅の隣にある、さるふつまるごと館で購入して送りました。(母の指令は地元スーパーで安いホタテを買って送れというものでしたが、そもそもこの国道沿いにスーパーないし、買ってから送るのに手間取りそうで、、持って帰るにも邪魔くさい&臭いそう。ってことですべてひっくるめて発送できるこういうお店は助かりました※高くない)。

 

道の駅はけっこう小さくてしょぼいのですけど、さるふつまるごと館の方は食事もできるし、海鮮系も乾き物もお土産あったりで見どころあります。建物いろいろあってわかりにくいですが。

 

発送関係も手際よく親切に案内してくださって、とても良いところでした。

 

道北方面へおでかけの際はどうぞさるふつまるごと館へ。

 

ここでホタテカレーを食べても良かったのですが、ネット検索で美味しそうなものを見つけていたので先を急ぎます。

 

浜頓別町は道の駅もないのでスルー。

 

△午前11時すぎ、枝幸町へ入りました。道南の江差と区別するために北見枝幸と呼ばれたりするあの枝幸。

 

私は大学生のときYOSAKOIソーランで踊っていたこともあり、かの有名な夢想漣えさしさんのお祭りで枝幸町まで来たこともあったのですが、自分で運転して稚内回りで来ると、感慨もひとしおですよ。

 

この道北の町から、あんな強豪チームが生まれるなんてすごい。

 

というかこういう、日常に海を感じる町だからこそ、あの白いセンスが表現する波やカモメが人の心を打つんだなと思います。

 

 

千畳岩も欠かせない~ と思ったけれど、一面の雪雪雪~~

 

 

△なんとかロータリーに車を停めて看板を撮影。

 

私の他にファミリー一組。

 

こちとら一人。若干気まずかった笑

 

 

△時期によっては流氷が押し寄せてるんだと思うと、、いつか見てみたいなあ。

 

 

△ふと気づいたらすっかり曇天。

 

さっきの緑がかった海の色は晴れてたからだったのか。

 

松本清張のドラマが撮れそうな冬の海です。

 

 

 

さてまもなくお昼ごはんの時間。

 

朝ごはんは前日に買った冷えたバーガーを気持ち温めて食べただけなので温かいご当地の美味しいものを食べたい!!

 

で、稚内で調べたんだか、事前に札幌で調べてたのかは忘れましたが、2日目のちょうどお昼頃に通過する枝幸では今、チャーメンなるB級グルメが流行っていると!!(テレビや新聞・雑誌で紹介されたとか)

 

私はラーメンにもあんかけ焼きそばにも目がないので、お昼ごはんはチャーメンに決めました。

 

チャーメンを出す店は枝幸町内にいくつかあるようですが、口コミと所在地を厳選して、きたやさんへ行くことに。

 

※「きたや」「喜多や」「㐂多や」「喜たや」さんなどいろんな表記をお見掛けしましてどれが正しいのか不明。

 

お店前の駐車スペースはほぼ満車で苦労しましたが、なんとか駐車できました・・。

 

チャーメン(塩味)を食べました。

 

美味しかった!!

 

このお店、中がとても広くて、夜は会社系飲み会でも使い勝手が良さそうなんですが、昼は昼で混雑してました。チャーメン他中華っぽい料理がメインというわけではなく、お寿司や海鮮丼が人気のお店でもあるらしい。カウンターで隣の人は海鮮丼食べてました。美味しそうでしたよ。

 

 

満腹中枢刺激されまくってますが、進みますよー。

 

 

枝幸町の道の駅は、中心部から15分ほど南下したところにあります。

 

立ち寄って、ちょっと昼寝して、さらに南下。

 

△海と雪のコントラストが綺麗だなーと思ってぱちり。

 

この写真が13時過ぎ。 枝幸から網走までは3時間くらいかかるので、気持ち早めに向かわなきゃ。

 

 

と思って走り出したら、道路の他に何もないようなところに、人が立ってました。

 

まさかのヒッチハイカーさん!!!!

 

外国人女性!

 

瞬時にいろいろ考えて、車停めて、乗せてみることにしました。

 

 

実はこのドライブ旅行に出かけるにあたって、ヒッチハイカーさんに出会うかも!?っていうのは想定してました。なんとなく。

 

けど、絶対に断ろうと思っていました。

 

こちらは一応女子ひとりだし、事故になっても困るし。

 

 

なのに、乗せてしまったその理由は、

 

めちゃくちゃ寒い道端で親指立ててる女の子がいたら知らないフリできないよ!

 

そんな感じ。

 

(男性だったら乗せてたかはわからないなあ・・)

 

 

助手席に乗ってもらってそこで気づいたけれど、英語しゃべれない!!!

 

(私はそこそこ真面目に勉強してきたのでそこそこしゃべれると思って行った卒業旅行先のグアムであまりにしゃべれず恥かいた過去がある)

 

「アイキャントスピークイングリッシュソーウェル、オーケー?」としゃべれない宣言。あーあ英語のトーク技術、もっと練習しとくんだったよ・・。

 

そしたら、

「ここまで乗せてくれた人もほとんどしゃべれなかったの。英語が苦手な人が多いみたいね」

のようなことを英語で言われる(聞き取りはできる)。

 

 

 「日本ではあまり話す機会がなくてねー」って言おうと思ったけど、機会?オポチューニティー?? オポチューニティーがないってhave使う? ほとんど~ないはhardly!!をどうする? と大混乱。

 

言い訳するのやめた。

 

話を聞くとこの方、オランダから来た大学生で、日本に来たのは1週間前だかで最初は京都へ行ったりしてて、

 

北海道へは新千歳空港に着いたの?って聞いたら

 

 一昨日函館に着いた、と。

 

一昨日函館?今日枝幸、、どういう日程びっくり 観光の時間あった?って聞いたら、

 

観光は全然してない。ヒッチハイクして乗せてもらって、外の風景を眺めてるだけで楽しいから

 

ということらしい! だから一昨日函館について、そのあと旭川だか行って、そのあと帯広とか行って、昨日は枝幸に泊まったらしい。移動だけの旅! けどヒッチハイクだから交通費ゼロ。

 

どこに行くかわからない旅行だから宿泊先の手配はできないわけで、

 

さっき立ってたの何にもない道路だったけど昨日はどこに泊まったの?と聞いたら、近くのお寺だと言う。

 

宿坊みたいなサービスのあるお寺なのか、いきなり行ってもお寺は受け入れ体制があるのか、勝手に軒先借りたのかはわからない。聞くだけの英語力なかったえーん

 

そのあともオランダとは植物違う?とか聞いたり、そういえば私もオランダのアムステルダム行ったよー、ゴッホが好きでねーと言ったら、

 

ゴッホ?と聞き返されたので、もしかしてゴッホって日本だけの発音?えーとえーと、

 

He is a famous and popular painter around the world, impression(←印象派と言いたいが断念)...

 

sunflower!

 

portrait!

 

He cut his ear himself...

 

としどろもどろ説明してると、

 

あー〇〇ね!って感じで言われたゴッホの発音、ホッホだか、コッホだか、とりあえずゴッホではありませんでした。

 

オランダのことを話すのも難しいよう。

 

 

そのあとどういう話題だったのか(多分、旭山動物園の話をしてた?)、「カバ」を英語で言いたかったのに、ヒポの後が出てこず、ベリービッグアンドヘビー、で沼に住んでる? 沼?ってなんてゆーの?で断念。

 

キリンは、ベリーロングネックで通じたけども、、あー〇〇ね!って言われてもわからんし、、

 

そういう普通の会話をするための単語を覚えたいし、喋るのには難しい知識はいらないはずなので、もう少し喋れるようになりたいと思ったものでした。

 

 

このとき車内のBGMは最初野球のラジオをかけてて、試合が終わったあとはiPodのランダム再生。

 

色んなアーティストの曲が入ってるけど、3曲に1曲くらいは関ジャニの曲。

 

オランダから来た彼女にはどう聞こえたかな、、

 

 

 

続きます。