世界と人生を彩るもの

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札幌発!1日で5基のダムめぐり@北海道 1基め・当別ダム

平成30年、平成最後の夏!!休みという休みを温泉かダムで過ごしています。
 
8月28日(火)は(石狩・)空知地方のダムめぐりに行ってまいりました。北海道150年記念ダムカードをもらうために行くダムが4基(当別美唄・徳富・栗山)と、通りがかって立ち寄ったダム(新十津川)が1基です。
 
 
 
本日は1基め・当別ダムです。

 

 

 
これに先んじて(8月10日に)行った厚幌(あっぽろ)ダムと同じ台形CSG型式のダム。当別ダムが日本初の台形CSGダムです。
 
ブギウギ専務でも訪れていたことからぜひとも行ってみたく、札幌からも近いので訪れました。
 
 
この日はダム(・・・というよりブギウギ専務)好きの友人の車および運転で向かいました。私は運転なし! 気楽だけど、運転するのも好きなので気晴らしにはならない。。と思ったけど走行中の写真を撮れるのが良いところでしょうか。
 
仕事関係で美唄に行くことが多かったときによく通っていた国道275号線。石狩当別で国道自体が直角に折れます。その先には月形・新十津川(・月形で右折すると美唄)があるわけですが、当別ダムに行くのもいったん右側に折れます。
△道路の青看板の横に「当別ダム→」の案内がありました。
 
右折したあとは1キロほど進んだところで道道28号線へ左折。そのあとはひたすら北上します。
 
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蛇行する当別川が近くなったり遠くなったり橋で渡ったり・・・この、ダムから流れる川をのぼっていく感じがたまらない。そういう意味ではダムには上流でなく下流から行くのが楽しい。上流から行くことは滅多にないようでたまにある。
 
そして広がる田んぼ。
 
同じ型式のダムが待っているだけあって、厚幌ダムに向かっていくまでの厚真の山間と似た雰囲気がありました。
 
まずは当別ダム下流広場へ向かいます。
△ダムの手前で右折してダムの左岸・下流側へ入っていきます(ダムは下流の方を見た向きで右が右岸、左が左岸だそうです。なので下流から行くと右側が左岸です)。
 
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下流広場近くには広くて停めやすい駐車場がありました。
 
 
車を停めて散策します!!
 
駐車してるときから見えていたけれど!!
△放流してる!!越流してる!!
 
そういえば3日ほど前に降雨があったのでした。すっかり忘れておりましたが、雨が降って水が増えたらダムから放流があるんだった!
 
△なんだかかっこいい石碑がありました。
 
カナダのエドモント、アメリカのワシントンD.C.スウェーデンのレクサンド、中国のハルビン市の方向と距離。
 
なぜこの4都市? 
 
当別町公式HPによるとスウェーデンのレクサンド市は姉妹都市とのことですが、他の3都市が不明・・。
 
 
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当別ダムの概要。
 
堤高52.0メートル、堤頂長432.0メートル。
 
横長だなあ~。という単純な感想をもちます。
 
△いよいよ堤体を観察する!!
 

△この時期珍しいことでもないのかもしれませんが、越流していたのが本当にうれしい。

 

ダム湖の水が何色からはここからは見えないけれど、水しぶきで白くダイナミックに流れるさまがたまりません。

 

言葉では伝えることができないので動画でどうぞ▽。

 

iPhoneのパノラマで撮ってみました。
 
しばらく眺めたあと、車に乗り込んで移動しました。下流広場の駐車場から道道28号に戻り、ダムの横までのぼります。

△ダムの横?天端の横?の位置に、当別ダムの管理事務所があります。
 
△たしかこのとき、車通りも人通りも全くないのを良いことに天端と道路がぶつかる辺りのスペースにざっくり駐車してしまいました。
 
本来なら管理事務所を通り過ぎたとこ(西側)に駐車場がありますのでそちらが良いかと思いますバッドばつ丸←上の地図にも「P」で載っております。
 
 
△平日午前はこちらでダムカードをいただけるとのことで立ち寄りました。(平日午後と土日祝は別の場所になります。行く際には各自ご確認を~。ダムめぐりはこの配布の”時間”と”場所”を踏まえたプラン立てが重要になりますね)
 
インターホンを押し、ダムカードをいただきにきた旨伝えると、記名するファイルをもった職員の方が出てきました。名前などを記入して、北海道150年バージョンと通常のカードを2枚同時ゲットしました。ダムカードについてはのちほど。
 
 
当別ダム、下から見るか、横から見るか!
 
横といっても上である。下というか前というか後ろというか、、
 
ダムって見てるだけなら楽しいけど、ブログに書くとなると自分のダム語彙のなさがつらいポチャッコ
 
 
△柵から手を伸ばして撮影! 下流側!
 
天端を横断して・・・
△上流側!
 
うん、こう見るとけっこう溜まっている。
 
ダム湖の名前は「当別ふくろう湖」。
 
 
天端の上を進みます。
 
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△洪水吐の上の通路「天端」を写真の左側から歩いております。
 
 
非常用洪水吐の上まで来ました。
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△非常用洪水吐の上流側、「流入部」。
 
非常用洪水吐の断面図はきれいに台形なのかと思ったら、上流側のみ盛り上がっているみたいです。(下流広場から撮った写真ではこの盛り上がっている部分は見えないのですが、、、)
 
 
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△非常用洪水吐の下流側。平らなところから斜めの部分に流れ出ます。そのあと、着地(着水)するところ・・・普通に芝生だ。
 
ここが減勢工にあたるのか・・??
 
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△改めて下流から見たときの非常用洪水吐ですけど、導流壁は大きいのは下の方だけだし、副ダムありの減勢工という感じではないのですねえ。非常用の下ってこんなもんなんだっけ。。。非常用からも放流されたら下流広場も水没するのかなあ、、、などなど後から出てくる疑問の数々チーン
 
今回は空知ダムめぐり!ってさくさく見学してしまったので、次は当別ダムを重点的にうろうろしたい・・。
 
 
お次は常用洪水吐の上まで来ました。
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△常用洪水吐の上ってこう、仕切りをストンと落とせそうな形をしてるものが多いです。なんか仕切りを入れるときあるのかな~って漠然と思っていたけど、ふと気がついた。
 
試験湛水するとき、どうやって非常用洪水吐の高さに揃えるんだろ?その圧力に耐えられるのかな?って思ってたそのためにこの切込みがあって、そこに壁をはめるのか!!な?
 
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△水が流れ落ちていくのはいくらでも見てられます~。
 
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△普段見かける川って、山の中でうまれてだんだん大きくなって自然に流れてると思っていたけれど、ほとんどがダムを介しているんだよなーと思う。人が住んでるところを流れる川で、洪水対策が不要の川っていうのもほとんどないだろうし、そのほか水道用水を確保したり農業用水を確保したり発電に使ったりするだろうから・・。

 

 

 

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△北海道150年記念と通常の2種類。
 
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△2種類とも常用洪水吐から放流中の写真。
 
こうなってくると、放流してないときの常用洪水吐を見てみたい・・・。なんか横線が見えるけど、、階段状ではないよね?? ってことで見たい。
 
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△ゲート:自然調節(ゲートレス)
 
厚幌ダムに行ったときからそんな予感はしておりましたが、私はゲートレスの自然越流するダムが好きみたいです。
 
 
 
このあとは、徳富(とっぷ)ダムへ向かうにしても美唄ダムへ向かうにしても来た道よりさらに奥(北)へ進みます。見終わって車に乗り出発しましたが、ブログを書いていて気付いた。。管理事務所横のしっかりした駐車スペースに停めたらダムの上流側をきちんと見れたんだ!
 
天端の先のとこに駐車したのでダム湖側から見れることに気づかず、見るのをすっかり忘れてしまいました。。あー当別ダムは近いうちに必ず行こう。
 
そのあと、当別ダムに来た方がよく写真をあげている駐車場に立ち寄りました。
 
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△青のふきだしが管理事務所、赤いふきだしのところが下に載せる写真の駐車場。
 
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△駐車スペースもあり、「当別ふくろう湖」の看板があります。
 
角度的にダムは全く見えません。これから渡っていく橋が見えました。
 
橋を渡ったあと、ずーーっと北上すると徳富ダム方向、道道11号線に右折すると月形→美唄ダム方向です。
 
私の計画では当別ダムのあと徳富ダムへ行く予定でしたが、友人の指摘で当別ダムのあと美唄ダムへ行くことになりました。
 
美唄ダムのダムカードは午前中(9:00~12:00)だとダム横の管理事務所でもらえますが、午後(13:00~17:00)だと岩見沢市にある空知総合振興局札幌建設管理部岩見沢出張所になるため、寄る場所が一か所増えるという理由で、美唄ダムに午前中に行こうとのこと。
 
ちなみに私は高速道路は極力使用しない下道派、友人は高速道路駆使派という違いがあります。
 
私が組んだ当別→徳富→美唄→栗山は下道だとぴったりギリギリ(昼ご飯時間ないので車内飯、途中の山道とダム見学でどう時間を浮かすか)プラン、友人の当別美唄→徳富→栗山は2回高速に乗るルートで昼ご飯の休憩含めて余裕ありプラン。
 
(当日朝に言われたのですこーしだけイラっとしたものの真顔)友人の車なので最終的な決定権は友人だ。変更プランに従いました。北海道150年ダムカードを4基とも無事集められました。それは良かったです。
 
でもでもでもでも、これからこの4基をまわろうとする方には、ぜひとも当別→徳富→美唄→栗山プランをおすすめしたい。
 
なぜかというと・・・当別ダムから徳富ダムへ向かう間には青山ダムというダムがあるからなのです・・・。
 
気づいてなかった私も大失態ですが、、気づかないままでも、当別ダムのあと徳富ダムへ向かっていれば、通過して立ち寄れたんだよおおおおおえーん 
 
徳富ダムのあと、ダムカード配布場所の空知総合振興局札幌建設管理部滝川出張所へ向かう途中に、地図を見てて「ここにダムがあるぞ?」って気づいて急遽新十津川ダムへ立ち寄ったように、、青山ダムに寄れた・・・。
 
青山ダムをGoogleMapの航空写真やネットの情報で見るとアースダムだし導流部がかっこいい感じです。あー行きたかった。もし行けてたら、当別→青山→徳富→新十津川美唄→栗山の6基を1日で見れたのに!! だから時間を攻めるのがお好きな方にはぜひ挑戦してほしいですウシシ
 
でもそちらのプランだと時間が足りなくて最後の栗山ダムのダムカードをもらえなかった(空知総合振興局札幌建設管理部長沼出張所)可能性もあるので、ないものねだりはこれくらいにねー
 
とにかく当別ダム(再)と青山ダム(初)に近いうちに行こうと思っています。そして、これからダムへ行く際にはルート付近に隠れダムがないか気をつけよう!そう思いました。
 
 
 
つけたし①
 
当初、「空知地方のダム4基を巡ってきました」と書いていたのですが、ん、まてよ、当別って石狩当別って言うし、ダムの住所も北海道石狩郡当別町だし、「”石狩・”空知のダム4基・・・」と書き直したほうがいいかな?と悩みましたえー?
 
当別ダムのダムカード、平日午後の配布場所は”空知”総合振興局”札幌”建設管理部”岩見沢”出張所。いくら札幌建設管理部とはいっても空知の総合振興局で岩見沢出張所が管轄しているので、ダムの区域としても空知くくりで差し支えないと思うんですけど、当別町石狩振興局だし、、よくわからなくなってきました。
 
今後ダムをめぐるとき、所在地で分類することもあると思うんですけど、管轄の振興局が異なる場合は混乱しそうです。
 
 
 
つけたし②
 
当別ダムのダムカード、土日祝の配布場所は、これまででてきた管理事務所でも空知総合振興局札幌建設管理部岩見沢出張所でもなく、「道民の森神居尻案内所」というところなんですね。どこにあるんだろ~と思って調べたら、

当別ダムからすごい遠いところだった。当別ダムの管理事務所から26.1km、車で39分(GoogleMap)。こんなに遠くまで行かないとダムカードもらえないのか!!なんなら青山ダムも通り過ぎた先。
 
それより手前に道民の森案内所というのがあるようだけどそちらでの配布は難しかったのかなあ。
 
といいつつ土日祝の配布をしていただけるだけ有難いことに最近気づいてきました。新桂沢ダムの建設中ダムカードが欲しいのに平日のみなので行けるかどうか。
 
 
 
つけたし③
 
ダムカードの配布場所についてはあくまで2018年9月現在のネット情報なので、行く際はご自身で確認をお願いします。
 
ダムについての記述も用語や表現を含めて誤っていることがあるかもしれません。ご容赦ください。
 
ダムについてだんだん知識が増えていくのが楽しいので、わからない!ってことも含めたダム見学の感想を残しておきたいと思いブログに書き記しておりますショボーン