世界と人生を彩るもの

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札幌発!1日で5基のダムめぐり@北海道 2基め・美唄ダム

当別ダムを見た後は、美唄ダムへ向かいます。
 
地図で見ると当別ダムから見て美唄ダムはほぼ真東にあります。北上したり南東にいったりして月形を経由して美唄入りしました。
 
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△月形で線路(学園都市線)をまたぐとき、ただの線路かと思いましたがよおーく見たら駅でした。知来乙とかいて”ちらいおつ”と読むそうです。北海道の難読地名、いったん見たこと聞いたことがあればわかるけれど、全く聞いたことのない地名は読めません。
 
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△こじんまりした駅舎ですね。
 
 
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美唄では、「お菓子のほんだ」さんに寄りました。こちらも仕事で美唄に来ることが多かった時分によく寄っていたお店です。砂川が本店のお菓子やさん。
 
中でも焼きたてのアップルパイがおいしくて買ってしまいます。(大きな声では言えませんが大きくカットされた試食もありますので気になる方はお立ち寄りください。食べたら買っちゃうと思います、おいしいので。)
 
保存のきくものからきかないものまでいろんな洋菓子が売られています。ケーキやプリン、シュークリームまでいろいろ。
 
イートインスペースがあり、無料でコーヒーもいただけます。お時間がある場合は休憩に立ち寄るとよいかもしれません。
 
今回は時間がなかったのでテイクアウトで購入しました。
 
お菓子のほんださんを出て国道12号線へ左折、800メートルほど先で道道135号線に折れたらあとはひたすら上っていきます。
 
美唄I.C.を過ぎ、アルテピアッツァ美唄も通り過ぎてひたすら進む。
 
美唄ダムへの道は思っていた以上に鬱蒼とした森の中を通り、またところどころ削れてしまっていて振動がすごいです。段差を避けてゆっくり走ったほうが良いので、時間には余裕をもったほうがよさそう。
 
 
 
△到着しました、美唄ダム!!
 
 
△案内図の写真を撮ったけれど、年季が入っていて読みづらい・・^^; 
 
ダム湖の名前はそのまま「びばい湖」です。
 
 
△じゃじゃーん天端の延長線上にやってきました。2階分高いところから見下ろしております。
 
 
△階段をくだってきました。天端~!! こちらも年季を感じる風格が漂います。完成が1982年とのこと。
 
 
△取水塔のオレンジが良いアクセントになっております。が、もう少し晴れてくれたら良かったなあ。
 
(もう少しダムについてわかってきたら取水塔の仕組みについて勉強したいです・・・なぜ詰まらないんだろう・・・と思って見ています)
 
 
ダム湖。天気のせいなのか周辺環境によるものなのか、けっこう茶色。
 
 
常用洪水吐の上あたりに、ダム湖側にせり出すようなスペースがあります。そこから今まで通ってきた天端を見た様子△。取水塔とその先の管理事務所が見えます。
 
 
そのせり出したところ何が良いって、常用洪水吐のダム湖側を後ろからというのか、回り込む視線で見れるってことー!▽
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写真ではわかりにくいですが、写真右下から左上へ流れ込んでいます~!
 
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いつも常用洪水吐はダム湖側も下流側も天端から=真上から見ることが多いのでこの視点はうれしい。
 
この写真見て気付いたのが、前の記事で書いた常用洪水吐によくある切り込み(試験湛水する際に仕切りを落とし込むのかな??)がこちらの美唄ダムにはありません。
 
ダムの情報(Wikipediaなど)を見るとこの美唄ダム、以前はクレストゲートによる洪水調節方式だったものを、ゲートをなくして自然調節方式に変更したとか。ゲートさえあれば閉めておけばサーチャージに達するからあの切り込みはないのかも・・。
 
ところで試験湛水というのはダムの堤体完成直後しか行わないのでしょうか。運用後はしないのかなあ。することがあるならこの美唄ダムはどうやってするんだろう・・・。
 
 
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△常用洪水吐流入部、天端から!
 
 
このあとの写真4枚は常用洪水吐の下流側です。
 
△常用洪水吐導流部、天端から。
 
到着時点から気付いてましたが放流してた! やはり放流されてるとそれだけでテンションがあがります。
 
動画がこちら▽
 
 
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減勢工を撮ろう~と思ったらトンボがとまってました。
 
 
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減勢工のその先。
 
写真左下にあるダム直下のあたり、一般の立ち入りも可能っぽい・・・。事前調査が足りず行けることを知らなかったのと、天端から見ても人が行けそうな雰囲気がなかったので行かずに帰って来てしまいました。(ダムへ行く道も含めて工事関係の車両も多く、ダム直下への道も行けなかったかもしれない)
 
また行く機会があれば次こそは下流からも眺めたいです。鬱蒼としてるのでクマがこわいんですけど。
 
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美唄川が流れていく方向。
 
最近見てきた厚幌ダム、当別ダム(どちらも台形CSG)はダムの下流方向もひらけて田園が広がっていましたが、美唄ダム(重力式コンクリート)は森が続きます。
 
 
常用洪水吐のあとは非常用洪水吐を見るため再び上流・ダム湖側へ。
 
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△おおおびっくり
 
ダムの堤体に垂直に越流壁が伸びていて、ダム湖の水が横に溢れるようになってる。そのあと写真左下のほうに流れてダムを抜けて下流側へ出ます。
 
△非常用洪水吐の下流側がこちら。
 
出てきた先は階段状になっております。
 
この導流部は堤体流下式と水路式どちらにあたるんだろう・・・。
 
 
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△天端を渡り切った先の広場から。
 
非常用洪水吐から勢いよく水が流れ出続けるとして、この薄いコンクリートだけで耐えれるのだろうか。
 
なんて思いながら眺めます。
 
耐えれるからこの厚さなのでしょうね。
 
 
 
△ダムの下流側を眺められるところまで歩いてきました。木々が視界の邪魔をしますが・・。
 
 
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美唄ダムの駐車場。
 
広くて停めやすかったです。入りませんでしたがトイレもありました。
 
 
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美唄ダム横の管理所でダムカードをもらえるのは平日の午前中のみです。私たちが天端を歩いているときに近くにいた方が職員の方だった。大きいカメラを持っていて、ダムマニアの人かと思っていました(笑) (こんにちは~と挨拶してくださって、ダムマニアの人はいい人がいるんだな~と思った)
 
 
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 △通常のと、北海道150年記念の2枚ゲットですおねがい
 
 
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 △いま改めてダムカードを見てみると、北海道150年の方は冬、減勢工から洪水吐を見上げてる写真で、通常のは秋?、ダム下流側を上空から見下ろしている写真で2枚揃ったときのバランスが良いと思いました。
 
他のダムカードは、北海道150年記念の方が冬で通常のはほかの季節、というのは同じですか、だいたい似た俯瞰であることが多いので(それはそれで良いですが)。
 
 
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 △ランダム情報、、対岸のびばい湖の文字の色が見る方向によって変わる??
 
どこから見ても白だった気が、、するけと次回要チェックですニヤ
 
ネットで調べて知ったゲートレス化の工事についてもちゃんと書いてある・・。もらって満足しちゃうとダメだなあ。こうやってブログに書くときに見直すのが良い機会になっています。
 
 
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△このあとは一部高速道路を利用して(美唄ICから滝川ICだったかな)、徳富ダムへ移動します。今度行く機会があれば高速なしパターンで自分で運転したいところです。
 
ちょうどお昼頃の移動でお腹が空いてきましたがダムめぐり優先の弾丸行程です。
 
つづきますショボーン