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夕張シューパロダム見学会③ 取水設備操作室

シューパロダム見学会のブログ記事3こめ!

見学会は2019年9月29日日曜日に行われたものです。この秋は幸せなことにいくつかの見学会に参加できまして(夕張シューパロのあとに定山渓ダムと新桂沢ダム)、頭がごっちゃになってますが整理しながら書いていきたいと思います。

 

見学会で撮影した写真について、SNSおよびブログ等への使用は構わない旨、管理者の方に確認済です。

 

前記事はこちら↓↓

irodoriirodori.hateblo.jp

 

天端でうろうろ上流側・下流側を見学し、取水塔の上から洪水吐を見たり(洪水吐そのものって、天端からのみだとあまり観察できないので、天端から張り出した場所から見学できるのすごくうれしい)、凍結防止装置の説明を受けたりしたあとは、天端に戻り、今度は下流側にある下の写真の建物へ、左側のドアから内部に入りました。

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△今までいた取水塔の入り口はしっかり施錠。

 

 

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△左側の入り口に入る前に、建物右岸寄りのパネルを撮影。シューパロ初心者の私は知りませんでしたが、この日参加していたHDYYメンバーの方が「シューパロ見学が初めてということはもしかしてご存知ない!?」と教えてくださった。有難い有難い。

 

 

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△工事関係技術者名が載ったパネルに、HDYY主宰のあのお方のお名前が! 聖地だねここは。

 

この下に夕張シューパロダムの諸元の載ったパネルもあるのですが、反射する素材で、私がおもいっきり映っているので割愛。

 

 

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△さて、建物左岸側のドアより入ると屋内はとても広く、巡視艇を載せて牽引する土台がありました。天端のこんなところに入れておくんですねえ。

 

 

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△その後階段を下ると・・・

 

 

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△今までみたことのない空間が・・!!!ガーン

 

 

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△説明するのに語彙が足りないのでまた資料に頼る。上の写真はこの見学会でのちほど立ち寄る、管理所1階のダム資料室に掲示されていたもの。ダムの取水設備についての説明ポスター。その右下にこの部屋のことも載っている。

 

 

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△拡大! 今入ってきた部屋の名前は「取水設備操作室」。4つ立ち並ぶレシーバタンクが目立ちます(レシーバタンクがコンプレッサだと思ってた。いずれにしても何がどういう機能をもったものかまでは理解していない)

 

 

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△見たことのないものが見えてる~ってだけでものすごく興奮している。

 

 

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△階段をおりきったところ。やはりレシーバタンクが目を引く。写真左手、見学者の目線の先では副所長さんのお話が始まっています。私は耳ダンボで聞きつつ屋内を見渡す。

 

 

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△機側操作盤のひとつ。どのサイフォンが稼働しているかひとめでわかります。この日は上から数えて14~17段のサイフォン設備がロック解除され水を通していました。

 

(”機側”ってパソコンで変換できるとは。機側操作の反対語は遠方操・遠隔操作ということでいいのかな)

 

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△バルブって感じ←。

 

 

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△見上げてみるとずいぶん広い空間。

 

 

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△凍結防止装置機側操作盤・・・

 

さきほど取水塔の上で凍結防止装置の話を伺いましたからね、その装置の機側操作盤なんですね。

 

 

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△制水ゲート機側操作盤。

 


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構造的なところは説明する文章力がないので割愛しますが、各種機側操作盤の並びを抜けると秘密の通路が伸びていく ↓↓

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△なんだかもうよくわからないけれど、今までお近づきになれなかったシューパロさんの内部深くに入り込んでいることはわかる!!

 

 

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この秘密の通路はコの字型になっていて、現在の進行方向の右手(コの字の内側)に扉があります。

 

団体で見学していると譲り合わなければ出入りできないようなその入口から中を見ると、、▽

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△!!!!!!!

 

なんかレバーがいっぱいある!!!

 

マニュアル感ありつつ、近未来的な空間。

 

給排気弁ユニット!!

 

 

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△見学者がひとりずつ、入れ替わり立ち替わり・・な狭いスペースなので一瞬で撮影して終了。

 

 

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△普段は見ることのできないエリアにいる感、満載ですよ!

 

 

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△ダムの中にこんな場所があったとは~。

 

 

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△少し横に視点を移す。(見たところでわからんですよ)

 

 

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△少し上へ視線を移す。うううう

 

(ちなみに”入れ替わり立ち替わり”って言ってから写真撮りすぎじゃない??と思われるかもしれませんが、退却しながらあちこちにカメラを向けている^^;)

 

秘密の通路の奥の秘密の部屋を出た後は、来たのとは違うコの字通路を通って、レシーバタンク空間に戻ってきた。

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ひとつひとつの解説はできないので、写真をそのまま載せます。

 

 

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 △「ロック解除中」の段は水がダム湖から流れ出ていく。ダム湖の水面の高さは変動するから、表面に近い段のロックを解除することで、表面の温かい水を下流に流すことができる、、!

 

サイフォンの原理なんて、コーヒー入れるやつと灯油ポンプくらいしか知らないけど、その原理をこんな大きなダムの取水に使おうと発想した人、ほんとにすごいなあと思います。

 

 

水面より上のサイフォンは「ドライ」表示になるんですねーおねがい

 

 

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 どんなに知識をもってて訓練していても、自分でスイッチを切り替えることになったら緊張(および興奮)しそうデレデレ

 

 

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重ねてにはなりますが、こちらの取水設備操作室内について、撮影も公開も許可を得ています(現地にて)。ただし、注意していただきたいのは、ここは見学会ならいつでも案内しているわけではないということ。そこについて必ず説明してください、と仰っていました。いつでも見れると誤解されてしまったら困ると。

 

操作室内を一周したので、さきほどおりてきた階段を今度はのぼって、天端と同じ高さまで戻ってきました。

 

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お金持ちの家の車庫みたい。

 

天端って、ダム湖の湖面からもインクラインからも遠いイメージなので、ダム湖に降りて巡視する船の装備がここに格納されているのはなんだか不思議な気がしました。

 

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△レシーバタンクを見下ろせる吹き抜けがあります。落下物防止用なのか網がある。

 

ダム仲間Nさん曰く、以前参加した見学会ではここから見下ろすことはできたけれどその先の見学はなかったんですって。

 

今回は貴重な機会になりました。

 

 

 

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ドアを開けて外に出るとそこは天端。

 

近未来的なかっちょいい空間にいたので、外の景色が新鮮に映ります。

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