世界と人生を彩るもの

アメブロから引っ越してきました。整理を完了しないままこちらにブログを書いています。過去記事へのリンクはアメブロに飛ぶ場合があります。カテゴリーの整理もおいおい。

糠平三股林道を通ってタウシュベツ川橋梁へ行った話

タウシュベツ川橋梁へ行ったのは4回目ですが、糠平三股林道を通って自力で行ったのは初めてです。ブログに書くのも初めて。タウシュベツは楽しすぎてボリュームが多すぎてなかなかまとまらないので書いたことがなかった…。

 

 ひたすらうろうろするのであまり意味ないのですが一応目次…

 

温泉街から糠平三股林道の入り口へ

 

 

宿泊先のお宿を朝5時30分前に出発してR273を北上し、丸山橋を通過したらすぐに右折して糠平三股林道の入り口へやってきました。他の車もいないし信号もないので宿から10分ちょいで入口到達。

 

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林道に入るには許可が必要!ってことで昨夕、東大雪支署で許可証と鍵を借りてまいりました。

 

前日夕方に東大雪支署で林道通行の許可をいただいたときの話

 

 

 

 

私の訪問のちょうど1週間前が紅葉の盛りで、Twitter上でもたくさんの糠平およびタウシュベツ川橋梁の写真を見かけました。それからずっと糠平に人が集結していたようですが、訪問した10月23日は前日の時点で荒天の予報。

 

22日夕方の時点で林道の鍵の在庫があり借りることができましたが、あの時間にあったのはすごく久しぶりのことだったそうです。天候不良の予報により人気のない日だったみたい。このタイミングで借りれなけば橋梁まで行けなかったのでよかった…のですが、鍵の管理や林道走行に関する注意事項に加えて、やはり悪天候の予報についても注意を受けました。

 

ふむ。

 

鍵を借りる時点で翌日の天気予報を詳しく知らなかったので、ひとまず鍵を借りたあとに、自分でも予報を確認してみることに。何度か確認しましたが、雨風が強くなるのは朝9時からの予報。また、林道のことを全く知らなかったら断念していたかもしれませんが、これまで2度ツアーに参加して林道のルートは見ているので、現地にアタックして天候や林道の状態が危なそうなら引き返すぞと決めて出発しました。

 

通常の注意事項としては、林道ゲートの鍵についてが多かった。南京錠を開けて入ったはいいけどそこに鍵をつけっぱなしにしてしまって出られなくなる人がいたとか(携帯電話圏外)、南京錠をしっかり施錠しないまま入って、他の人が入ったあと出られなくなったとか、、楽しみなことが待っていて浮かれちゃうのかしら。気を付けよう。

 

 

林道を通って橋梁へ向かいます

 

天気は雨が降ったり止んだり、風向きも変わりやすい。


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△まだヘッドライトの灯りがないと暗い。

 


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△ここら辺は右の脇が急斜面になっていておのずと慎重になる。

 


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△駐車スペースに車を停めて来た道を振り返った写真。林道の入り口からここまで15分ちょっと。他に車はありませんでした。

 

林道そのものの状態もかなり綺麗で、(ここ最近いろんな林道を通っているからかもしれないけれど)走行自体はストレスなく終わりました。すれ違いもなく、道路の崩落や枝の落下等もなく、、(/・ω・)/

 

駐車スペースから小径を歩く


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△さて、林道から分岐している小径へ入ります。ここからは歩き。熊よけの鈴を鳴らして辺りを警戒しながら進む。

 


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△もともと線路が敷かれていたこの小径。この延長上にタウシュベツ川橋梁があります。ああ、秋に来たんだな、と実感。この道を通るのは3度めですが、5月、6月と緑豊かな時期に来ていたので全く印象が違います。緑のトンネルじゃない季節。

 


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△落ち葉が良きです。

 

ぐんぐん進んで、見えてきました ↓
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△何度来てもこの場所の高揚感が最高値。

 

 

とか言いつつ振り返って写真を撮っちゃうやつ←
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△秋のこの景色はなかなか見られない。いや、秋に来れば見れるんだろうけど、メインのタウシュベツ川橋梁自体が例年なら完全に水没しているので、そのタイミングではなかなか来ない。つまりなかなか見られない。

 


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△夏に来たときは真っ白だった木が雨に濡れていた。

 


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糠平湖(音更川)上流、北東、ニペソツ山の方。雨で山の姿は見えません。

 

はい、いよいよ、

 

振り返ります。

 

右岸下流側から見る


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△旧国鉄士幌線 タイシュベツ川橋梁です 

(∩´∀`)∩ 来られてよかったー!!


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△天気が良ければ日の出に合わせてもっと早く来る予定でした。日の出とタウシュベツ川橋梁とニペソツ、、、見たかった、、、けどその場合は人気があって夕方の時点で林道の鍵を借りられなかったと思うのでなるようになってる、と思う。


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雨の中のタウシュベツ川橋梁もこれまたたまらない雰囲気。他に誰もいないのも良い。圧倒的な自然とその中に残る人工物。部外者として入り込んで、同化しているのか拒絶されているのかわからないなんだかちょっと不思議な、不気味な感じ。

 

右岸上流側から見る


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どの角度から見るのも好き。

 


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△さて川岸、というより湖岸に下ります。石ころの上を歩くのは足首への負担すごいし(長靴)、かといって砂の上はずざざーっと滑るので注意。

 


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△この時間帯、雨も風もいったん落ち着いていました。水面にきれいに映っています。

 


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△何も考えずに撮ったと思うんだけど見返してとても好きな写真。

 


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△メガネ橋ならぬ雪だるま橋。好き。

 


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△ここに来たのは4回目ですが、これまでともまた違う表情があってたまりません。それが魅力でまた来たくなる。

 


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△ベストショット選べないので雪だるま続きます。最近、迷ったら全部載せる作戦なので。

 


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△最近の崩落が著しいところ。足元のがれきの山を見ると、私が来た6月よりもさらに落ちたのかしら。右岸からは遠いのでまた移動して近くから見てみよう。

 


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△沢みたいになっているところ。

 


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さて左岸の方へ行くために上流側からまわります。

 

 

上流側から見る


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△雨風が強まると、水面に映る橋の姿がかき消されてしまいます。

 


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△いつもは青く茂っていた白樺も今は赤茶色。

 


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△タウシュベツ川上流方向。秋、、

 

でもやっぱり橋がみたい。
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橋じゃない方も見たい。あっちみたりこっちみたりします。
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△タウシュベツ川と一の沢(川)の区別がよくわからない。今度機会があったら、林道をもう少し奥に進んでタウシュベツ川と一の沢の位置を現地で把握したいです。今回は天候が悪いのと時間がなくて断念。右岸寄りなのでタウシュベツ川なのかなあ。

 


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△こういうところを長靴でざぶざぶと渡ります。浅く見えてもけっこうな抵抗があるといいますか、ふんばりが必要。

 


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△左岸寄りなので一の沢(川)なのかどうか。


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△▽上と下の写真で空気が変わっている。このあたりで雨が強く降り出してけぶっている。
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△斜面をのぼって高いところへ来ました。

 

左岸上流側から見る


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いつもならこのまま高いところを横に移動して左岸の橋のたもとへ行きそうなところ、再び下がります。(なんでだっけ‥)
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△橋脚は水に浸かっていますがこうやって陸地を歩いて橋に近づける時期で良かった。(めがね橋も見てみたいけれど、全く近くに寄れないと思うとちょっとつまらない。←でもその時期に来たらそれはそれで興奮するんだろうけど)


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△足元の草の紅葉も鮮やかな時期は過ぎているけれどこれまた良いですよ。

 


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△こっち側から見ると特にあの場所が気になってしまう。

 


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△Yの字の股の部分と言いますか、扇形の壁のようなところが落ちてしまうと中の石はどんどん落ちてしまう。落ちれば落ちるほど傷んでいるように見える。ここまでくると冬の凍結だけでなく、その他の季節の雨や風でも傷みが加速してしまいそう。

 

左岸から見る

 

急斜面をのぼって橋のたもとへ。
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△来年以降、同じ水位のときに来ても、川底(湖底でもある)の露出の仕方は違うのかもしれない。


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△振り返ると音更川下流糠平ダムの方向。

 

ダムの方から吹き付ける風がとても強かった。橋の上流側はこの盛り土のような高い部分に守られて風が弱かったのですが(入り江みたいになっている)。体力奪われるので早めに退散する。


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(△写真左側に写っている陸地を歩いてここまで来ました)

 


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△今回の訪問で一番衝撃を受けたのはここから見た橋梁の姿。一番手前の橋脚の上に走る大きな亀裂。さきほども述べたYの股部分の扇形の壁がそう遠くない未来に落ちる。

 

手前から2本目の橋脚にある水平にえぐれているところも気になる。冬に水平にくっついていた氷ごと剝がれおちてえぐれたのかな。以前来たときもすでにこうだったのかもしれないけれど今回特に気になった。


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△アーチの内側にある木の型枠の跡だけが現役のころの姿のまま…

 


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△鹿のころころう○ち。

 


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△この写真も好き。

 


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再度上流側から見る(さきほどよりも近くから)


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△次来たときはまた違う姿なんだろうと思って目にやきつける。写真にも収める。

 


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△見れば見るほど落ちそうなところがたくさん。

 


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上流側をまわって戻る


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△滞在中、もう一人いらっしゃいました(写真左手の人影)。どうやらこの日の早朝ツアー(ひがし大雪自然ガイドセンター)は中止か行先変更したようで、このお一人以外は見かけませんでした。


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一本橋

 

水面を見るとわかるけれど雨の降りが本当に強くなってきた。

 


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△雨も風も強まり、雪だるまどころじゃない。

 


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名残惜しいけれどもうそろそろ行かないと。

 


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行楽日和にたくさん人がいる中で見るのとはまた違う雰囲気がありました。

 

 

小径を戻る


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△来たときよりも水たまりになっている。帰りの林道も状況が悪くなる前に退散しよう。


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△土砂降り。


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ちょうど雨風の弱いタイミングで見学できました。

 

散策時間は駐車場から出発して戻ってくるまでちょうど1時間です。

 

 

林道を戻る


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△帰り道、鹿の親子!!

 


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△見返り美鹿図。

 


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△お尻目立つ。

 


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 △結局離合することなく林道往復できました。ラッキー☆ 今度行くとしても人気のないときにこっそり行きたいものです。