昨年6月に行われた札内川ダムのフラッシュ放流について書きます!!
札内川ダムのフラッシュ放流を見てきました。1年前にフラッシュ放流を知ってから計画していたのでとても幸せでした🍀
— 彩り (@ayakaaaand) June 24, 2020
いつものごとく写真と動画を撮りまくってたのでそちらはおいおい🤗 pic.twitter.com/ShtP4kAtKm
△これです、これ。「おいおい」なんて言ってほぼ1年経過しました。
ツイート欲およびブログ欲は直後、1か月後、1年後に高まるので今回はその1年後のタイミングでもってまとめてみる次第です。
▽前記事に書いたこの旅行の2日目です。
ちなみに札内川ダム関係だけで、写真と動画を497個撮っていました。そこから選抜していきます…
時間に沿ってあれこれ載せるとまとまりがないので、スポットごとの「比較」をテーマにまとめてみたいと思います。
札内川園地のトイレ、早朝から開放されていて助かりました。
- スポット紹介
- そもそも「フラッシュ放流」って?
- スポット1 ハハコ橋から上流方向
- スポット2 ハハコ橋から下流方向
- スポット3 ハハコ橋左岸寄りから上流方向
- スポット4 左岸川岸
- スポット5 ハハコ橋から左岸直下へ向かう道
- スポット6 左岸直下から利水放流設備をみる
- スポット7 左岸直下から下段オリフィスの放流をみる
- スポット8と9 天端左岸
- スポット10 天端
- スポット11 天端右岸上流側 (量水標)
- スポット12 天端右岸から下流側をみる
- スポット13 道道とダムをつなぐ橋から
- スポット14 りんどう橋
- スポット15 ほうずき橋
- スポット16 富良牛橋
- スポット17 豊林覆道
- スポット18 ピョウタンの滝
- スポット19 札内川第2号ダム(砂防堰堤)
- スポット20 札内川第1号ダム(砂防堰堤)
- スポット21 札内川頭首工
- スポット22 上札内橋
- スポット23 第二大川橋
いつものことだが目次が多すぎる
スポット紹介
いつかやろうと思っていた、札内川ダムに行く道道111号静内中札内線の橋と覆道の名前を整理。GoogleMapのストリートビューから拾いました。
道道111号の覆道と橋の名前
ああ、右下の”地理院地図”のクレジットが切れてしまている 。
地理院地図に、覆道(赤字)と橋(緑字※富良牛橋以外)の名前を追記しました。
道道111号を札内川ダムの方へのぼると、豊林覆道辺りからダムがチラ見えしてきてドキドキします(素敵な名前の”望堰”覆道からは見えない、たぶん)。
それではいよいよ札内川ダムのお話へ。
2020年6月24日水曜日、帯広市内を4時過ぎに出発。前の日遅くまでツイートしたりして少し寝坊しました。いくつか事前に立ち寄りながら札内川ダムへ。帯広駅から車で1時間ほど(51.5km)。私は5時27分に到着しました。
見学したスポットは以下の通り。
札内川ダム周辺 スポット1~15
頭にふっている番号通りに書いていきます(後述するけど見学の順番とは一致していません)。
スポット16と17
この日の見学は(上の2枚の地図から番号を拾うと)、11・12→13→15→1・2・3→5→6・7→3・1・2→4→5→6・7→3・1・2→11・12→10→8・9→10→13→14→13→11→15→16→17→1・2・3→4→5→6・7→5→1、こんな感じでまわりました。書いていてもよくわからないw 時間による変化をスマホに収めることを意識してうろうろしました。
スポット18~21
ここら辺は行きに寄って帰りにも再訪した感じです。
スポット22と23
上記全て地理院地図です。写真地図には黄色字、標準地図には赤字で追記しています。
そもそも「フラッシュ放流」って?
今回見に来た、札内川ダムの「フラッシュ放流」とはなんぞや。
ブギウギ専務のフラッシュ放流回を見た方はご存知かと思うのでスルーしょうかと思ったけれど、そういうわけにもいかないのでかわたびほっかいどうさんに頼る。
樹林化により減少した礫河原を再生し、礫河原を生息・繁殖の場として利用する動植物の保全を目的としている自然再生事業。
河原の自然を再生!札内川ダムのフラッシュ放流|かわたびほっかいどう
1年に1回、一気に水を流すよ!って日なのです。 札内川ダムの放流はまだ見たことなかった私、とても楽しみにしておりました。
スポット1 ハハコ橋から上流方向
最初にしてハイライトなスポット。札内川ダムのオリフィス放流を見るにあたっていっちばん楽しみだったのは下流にかかるこのハハコ橋から見ることでした。フラッシュ放流のときは下流園地もしくはこのハハコ橋が閉鎖されたりして、、と少し心配したけれど事前の問い合わせで立入可能であることがわかっていました。よかった。
△左岸から右岸方向を見ている。右岸に駐車場があります。奥の高いところに見える赤っぽい橋はほうずき橋。
事前問い合わせで放流開始は6時頃と伺っていたのでこの時刻にセット完了。ハハコ橋の上、欄干につけないほど人がいたらどうしよう~と思っていましたが最初に5~6人、多くても10人くらいだった気がする。
札内川ダム、クレストには自由越流式(ゲートレス)の非常用洪水吐、その下に上段オリフィス2門(”目”に見えるところ)と下段オリフィス1門(”口”に見えるところ)の常用洪水吐があります。
非洪水期(11月1日~6月30日)の常時満水位はEL.474.00m、これは上段オリフィスの高さなのでこちらのゲートを全開にしておいて自然調節される。融雪期に水位があがるとこの(開放されている)上段オリフィスから水が流れ出て”泣いている”みたいになります。
7月1日~10月31日は洪水期。洪水期制限水位はEL.466.00mでこちらは下段オリフィスで調整される。7月から10月はこの下段オリフィスゲートが常時開放となっているので、雨がたくさん降って水位が高くなると下段オリフィスから自然に流れ出る仕組み。
今回のフラッシュ放流は礫河原の再生などの目的もあるんだけど、単に非洪水期(6月まで)から洪水期(7月から)に入るにあたって水位を下げるためでもあるんですね。だから6月下旬に行われる。ふむふむ。
すでに上段オリフィスは全開状態なので、これから下段オリフィスのゲートを開けて放流していきます。
△放流開始の動画。いつ始まるかわからなくてダム好きさんとおしゃべりしていたので音無し動画にて←。オリフィスからの放流が始まると思っていたら下の利水放流設備からでした。そういやそうか、まずは利水放流設備から放流を始めて徐々に放流量を増やすんですね。放流開始の数秒の動画でも良かったんですけど、だんだん勢いが増していくのもあって、10分近くアップしました。全て無音です。
次は同じ場所から撮った写真を並べて比較できるようにしたもの ↓↓
下段オリフィスの放流は7時過ぎに始まりました。下段オリフィスについてはまさかの放流開始動画なし!!! 6時に利水放流設備から放流開始となり、おそらく7時頃からオリフィスの放流開始と読んでいて、そしてそれは当たっていたのですが、現地にて「オリフィスの放流開始は9~10時」との情報があり、あまりに眠かったのもあっていったん車に撤収したら下段オリフィスの放流が始まっていました(絶望そして発狂w)。ハハコ橋にいた人はみんな車に戻って一息ついていたので、開始を見た人ひとりもおらず。いきなり2人ほどハハコ橋へ走りだしたので何事かと思ったら放流開始していた・・・頭に浮かぶのは油断大敵の4文字。後から思うに、「下段オリフィスは9~10時情報」は「放流量がMAXになるのは9~10時頃」という話だったっぽい。MAXが9~10時ということは、下段オリフィスもいきなり全開放流するわけじゃないことから、7時くらいに放流開始して放流量を増やしていくってことなんだけど、フラッシュ放流初心者の私はそこまで考える経験と知識がなかったんや~~~。勉強になった!(無理やり前向き)
△下流園地、駐車場とハハコ橋の中間くらいからチラ見えするお顔。いきなり走り出した2人はこれを見たはず。もうほんと・・・(この写真は全く関係ないタイミングの9:39撮影)
お次はお顔のアップを比較。
この日の放流量ですが(任意期間ダム諸量検索結果)、
05:00 5.61
06:00 12.10
07:00 31.82
08:00 56.55
09:00 91.46
10:00 114.56
11:00 111.16
12:00 106.39
13:00 100.84
14:00 95.77
と、こんな感じ(放流量の単位はm3/s)。発電放流設備+利水放流設備+下段オリフィスからの放流量です。発電放流はだいたい12m3/s、利水放流設備の放流がMAXで20m3/s位。10:00過ぎに放流量は最大となり120m3/sくらいになりました。そのときの下段オリフィスからの放流が90m3/sくらいだったと思われます。
ちなみに札内川ダム周辺、auの電波は壊滅的です(2020年6月当時)。今度行く機会があればドコモ系のWi-Fi借りて行こう。現地でダムの放流量を調べられないのが不便でした。
おおおおお。たまらんでえ。
比較以外の写真も載せておく。
利水放流設備からの放流は壁にぶちあてスタイル。
△ハハコ橋から撮った動画を15個集めて、コンパクトな(といっても5分弱ある)の動画にまとめました。動画が切り替わると撮影時刻が入ります。ひとつめの動画は無音で30秒、そのあとは放流や風の音が大きく入るので音量にご注意ください。手ブレがないように、橋の欄干に小さな三脚を載せて撮影したんですけどもそもそも斜めになっていたりする。
タテ動画はTwitterにあげてみた。
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
スポット2 ハハコ橋から下流方向
スポットとしては1のハハコ橋(から上流方向)と一緒なんだけど私の便宜上分けております。
全然違う!!!!! 放流前は川底の石も顔を出していたけれどフラッシュ放流が始まったら水位が高くなり全く見えなくなりました。川岸の見え方も違って面白い。水深が深くなると水のきれいさが際立ちます。
タテ動画▽ 水がきれいだな~というだけのやつ。
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
スポット3 ハハコ橋左岸寄りから上流方向
こちらもスポット1とほぼ同じ場所だけど便宜上分けております。
最大放流量あたりの2つを並べたのであまり違いは感じられない。利水放流設備の放流量が、(たぶんですけど)減っている気がする。10時過ぎに最大放流量(120m3/s )に達したあとどう減らすかというと、(まだ水位は下段オリフィスの高さよりも高いのでゲートの開きを調節するのではなく)利水放流設備の放流を減らして下段オリフィスの放流量はそのままなのかな~と思いました。
上で並べた2枚以外の写真も何枚か。
△7:02
△7:44
△8:14
△9:54。水深が深くなっております。沈んでいる。浸っている。
△真横にふきだしてるの何度みてもすごい、、
△6:46から10:33まで撮った7つの動画をくっつけた。正面もいいけどこれくらいの角度のダムもやはり良い。熊よけの鈴の音が入ります。2020(令和2)年は6月22日にもクマの目撃情報があったらしい。なんと2日前。
スポット4 左岸川岸
最初このルートは知らなかったのですが、他の見学者の方がおりていたので後からおりてみた。
なにこれ最高ではありませんか。
慣れればわかる道がある!
7:48の放流量は40~50m3/s、9:58の放流量は110m3/s位なので倍以上です。下の動画だとより水量の違いがより分かりやすいと思います。7:46の動画が1本、9:59の動画が3本くっついています。
↓↓
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
今回、放流量の変化がわかりやすいように動画をくっつけたりしていたらやっぱり普通の横動画を多く撮っておくべきなのかな~~と思ったけれども、縦動画には縦動画にしか伝えられないものがあるよな~なんて思ったりする。
ブログのタイトル画像( スマホ版)はこの写真にしています。
スポット5 ハハコ橋から左岸直下へ向かう道
札内川ダム下流側の左岸は遊歩道があって、ハハコ橋から直下まで歩いてのぼっていくことができます。
△6:51。一度直下へ行くことに。
6:00過ぎに利水放流設備からの放流が始まって以来、オリフィス放流へ向けてずーーーーっとハハコ橋で待機していたけどオリフィス放流は9:00以降と聞いていったん直下へ向かってみたんでした(思い出した)。
こののぼりがけっこうきつい。地理院地図で標高調べると、ハハコ橋の左岸のたもとが409.6m、直下の広場が437.9m。その差28.3m。この日は天気が良くて日差しも強く、なのにトイレの心配もあって水分をあまりとっておらず、そして睡眠不足。行ったり来たりするのけっこう辛かったぞ。
△利水放流設備の正面あたり。(このあとの動画に入っています)
△どきどきわくわく高まる期待。
△こちらは2回目ののぼりかな、7:50。
△ダムリアルタイム情報に画像を届けてくれるカメラ
△8:06
△ハハコ橋を振り返る。けっこうのぼってきたことがわかる。
6時頃には10人くらい集まっていたけれど放流(特に下段オリフィスの)が始まってからは誰もいなくなった。流れ始めが見たかったのね。
△8:10。私の悪い癖(?)でどこかに行こうとしたらそこに着くまで脇目をふらない(ふれない)というのがあるんだけど、この2回目ののぼり(というより多分戻る途中)では少し視野が広くなったのかこのポジションを発見した。「発電放流口」が良く見える場所!
△3回目ののぼり(10:03)では忘れずにチェック。
10時頃が最大の放流量なので下流側も白くなっています。発電の放流量はほとんど変わっていないはず。それでも発電放流口の周辺、というか右岸寄りが白くなっているのは利水放流設備からの放流が壁にあたったあと水面下で跳ね返るような力が働いているんでしょうかね(貧しい語彙力)。
△10:21。オリフィスから吐き出される水の流れにも深さを感じられる。
△再度ハハコ橋(とほうずき橋)、10:24。緑がいっぱいで気持ちの良い季節。
いちおう動画2つをくっつけたもの。↓↓
スポット6 左岸直下から利水放流設備をみる
利水放流設備からの放流量は20m3/sで変わらないと思いますが、下の8:04の方は下段オリフィスからの放流(おそらく20m3/s程度)も合わさって減勢工内が荒ぶっておりますね。
△6:55。直下、だんだんしていてかっちょいいのよね。
△同じく6:55
△こちらは10:14、最大放流量のころ。
△同じく10:14
△突如気づいたけど利水放流口の右側にある小さい穴からも出てきている!!!!!(10:16)
△10:16。最高だ…
スポット7 左岸直下から下段オリフィスの放流をみる
スポット6と場所は同じです。見る方向が少し違うだけ。スポット5の遊歩道とも混ざっている。
△6:55、奥の高いところに見える橋、右側の薄い水色?グレー?な橋は道道111号と札内川ダムの天端を結ぶものです(名称不明、、橋名板あるのかしら)。左側の赤茶か橙っぽい色の橋はりんどう橋と思われます。(※橋は水平です)
堤体を見上げる。上の建物はエレベータ棟。堤体内を見学させていただいたときは上から1号エレベータに乗り、この直下までおりてきました。この日は見学を行っておらず開放もなし。
エレベータ棟、なんだか古城(の幽閉する塔)みたいでいいです。
△7:56
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
△「直下へ向かう途中~」みたいなテキストをいれてしまったけれど、「直下」枠のこちらに同じ場所からの写真があった・・・分類むずかしい。
△水しぶきで虹が(7:59)。
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
△8:02
3回目の直下、10時台。
△10:11
△10:13。流れ出ている水量はとても多いはずだけど横から見たら平ぺったい。重力すごい(←?)。
△黄色い丸の中にある白い物体はドローンです。後日帯広開建のTwitterアカウントに動画がアップされました。
↓
札内川ダムでは、台風シーズン前の6月に事前放流を実施しました。この放流では、礫河原の再生効果に加え、台風に備えた貯水容量の確保を目的としています。
— 国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部 (@mlit_hkd_ob) 2020年8月4日
#札内川ダム #フラッシュ放流 #ダム #放流 #十勝 #中札内村 pic.twitter.com/bUW7EN5weA
もうひとつすんばらしい動画が ↓
札内川ダムでは、6月24日から26日にかけて、礫河原再生などを目的とした放流を行いました。
— 国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部 (@mlit_hkd_ob) 2020年6月30日
年に一度、道内唯一の大迫力のフラッシュ放流の様子をご覧下さい!
別アングルから撮影した動画も随時ご紹介していきます。
#札内川ダム #フラッシュ放流 #ダム #放流 #十勝 #中札内村 pic.twitter.com/jhpGkb3S4t
発電所横からの動画が一番ド迫力だよなあああああ。ブギウギ専務もこちらに行ってましたし。いつか何らかの機会でもってこちらからフラッシュ放流を見せていただけたら嬉しいなあ。
これで下流園地うろうろのまとめは終わり。
スポット8と9 天端左岸
上流側と下流側でスポットを分けようと思っていたけど枚数ないのでまとめてしまおう。
この日左岸まで来たのはこの1回だけ。目に見える変化も特にないかなと思ったもので。
左岸からも堤体の下流側が見られてよい。こう考えると札内川ダムは天端を歩けて左岸からも右岸からも堤体の上流側下流側を見られて、下流園地を歩けて正面から見たり直下へ行けて(私的に)とても良いダムだ。とても好き。
ヒグマの出没情報があるってことで(これは最近ずっとですが)左岸の管理支所まで車で来ることができました(が、私は天端からいろいろ撮るために歩いた気もする。この日はフラッシュ放流で一般の人や関係者の方の往来が多かったのでよかったと思いますが、普段はヒグマに生身で遭遇しないよう、車で管理支所まで来ることが推奨されています)。
晴れた空と豊かな緑がたまらんです。
きれいな湖(とかちリュウタン湖)とそこに浮かぶ網場のカクカクがよい!
△下流側と上流側の動画がくっついています。放流の音が大きく聞こえる下流側と静かな上流側のギャップが良いです。上流側よく見るとオリフィスに水が引き込まれていく様子がわかる(水面に筋が)。
スポット10 天端
最後の最後に文章チェックしていて今更気づいたけど
スポット8・9「天端左岸」→スポット10「天端(右岸から左岸に移動)」→スポット11・12「天端右岸」
って駄目な掲載順にしてしまった。スミマセン
網場と導流壁、どちらが好きかと聞かれたらめちゃくちゃ困るくらいどっちも好き。
さきほどスポット6と7のところで書いた「左岸直下」、どういうところか説明する写真を持ち合わせていないなあと思ってましたが、この写真△に写っている。左上、だんだんの上のところにある平らなスペースのことです。左上の角にあるのが、天端からエレベータでおりてきて、資料展示などみたあとに直下に出て来れる出入り口です。
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
△天端からのタテ動画3つをつなげました。だんだんアップになります。
幅3mもあるのか、、、いや3mくらいあると思うけど、いま自分の目の前で3mの見当をつけたらけっこうな幅ですよ、3m。3m幅から水が流れ出ていると思うとなんというかすごい←。 そりゃ何十トンにもなりますわね。
△天端のあちこちから撮った動画7つ入っております。動画としてはハハコ橋から撮ったものがひとり勝ち(?)かと思っていたけれど、真上に近いところから見ているのもやはり迫力がある。
動画を見ていたら気づいたんだけれども、
ハハコ橋から見ていたら、下段オリフィスからの水の流れが左岸側にぴろっとはみ出していて(ピンク矢印の先)、それは風向きでしぶきが飛んだんだと思っていたのですけど、
上から見たら、ちょっとした突起か何かがあって水がひっかかっているのか左岸側に流れている。というプチ発見w
あともうひとつ。上から見ていると、
何かに似ている・・・・・何かに似ている・・・・・・
って思っていたんだけど、今わかった。
新冠湖だ!!!!
△ダムクイズに出てきてからその形が記憶の片隅にあった新冠湖。あーすっきりした。
スポット11 天端右岸上流側 (量水標)
実は朝イチで行ったスポットはハハコ橋ではなく、こちら、天端右岸の上流側でした。なんでかって量水標のチェックをしたかったからですよ!!!
ここから3枚、朝イチ5:37の写真です。フラッシュ放流の開始前。
△5:37、朝は天気が悪かったんだなあ。このあとスカッと晴れてくれたのよかったなあ。
△量水標の目盛りの読み方・・・
△水の色深緑!
お次は8:37。放流開始から2時間半ほど経ったころ。
次は9:24。
最後は11:27。放流開始から5時間半くらい。
5時40分から10時40分くらいまでダムのまわりをうろうろして、いったん下流のピョウタンの滝へ行ったあと、ダムより上流へ雪崩減衰柵などを見に行き、帰りがけ最後に立ち寄りました。
4回みた量水標の比較 ↓↓
左から、
5:37 473.29m
8:37 473.00m
9:24 472.80m
11:27 472.11m
5時間50分で1.18m低下!!! あの広いとかちリュウタン湖の水位が1.18mも下がるなんてさすがフラッシュ放流ううう。
(量水標の読み方間違えてたらスミマセン、、先に謝っておく)
スポット12 天端右岸から下流側をみる
こちらは朝イチ5:37頃と最後11:27頃の写真があります。
△ここまでブログを書いてきて、放流していないときの札内川ダムってどんなんだったっけ…と思っていたので良い写真w(この写真から4枚 5.37)
△穏やか~~、下に載せる動画を見るとわかるのですが、鳥のさえずりも聞こえる。それが放流開始になったら水が流れる轟音のみになる。
△11:27。10:00頃がピークといっても11:00~12:00も10m3/sくらいしか変わらないので迫力は健在。
△右岸から天端をみる。
△最初10秒ほどちょっと静かな5時台の動画でそのあと轟音11時台に切り替わります。音量注意。
スポット13 道道とダムをつなぐ橋から
札内川ダムの右岸下流側はいろんな角度から堤体を眺めることができて最高だね!!
△放流前はこの1枚のみ、5:38。
以下は9時台。道道沿いのスポットはこの時間帯にうろうろしました。
△9:12
△9:13、んんんんいい角度!
△9:19
△9:20、なんかもう最高。
△9:20、、、、
△9:23、さっきからちょっと角度が違うだけなんだけれどもどれも素敵で捨てられない。青空とダムと放流はほんとうにたまらん。
△動画4つ! どれも9時台です。やはりダムを見る角度が良い。決まる。
スポット14 りんどう橋
札内川ダム右岸の道路、道道111号は覆道と橋の連続、カーブの連続でめちゃくちゃ駐車しづらいです。なので9時台に一度しか撮影していない。
(誰か私を天端まで運んでくれたらそこから徒歩で右岸道路を下りたいんだけどもそもそもヒグマがいるからだめです、、、)
△9:16、緑に埋もれていて最高すぎる。
△鳥のさえずりとセミ?の声
上の動画より少しアップなタテ動画▽
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
△同じく9:16。当時、圏外から脱出して真っ先にフラッシュ放流の報告ツイートをするときもここからの写真(or動画)を使いました。
青空と緑とダムと放流(と雰囲気)が最高すぎる。
△りんどう橋の西端からは見晴覆道。写真右手に曲がると札内川ダムの天端(とその先の管理支所)へ行けます。
道道111号静内中札内線(中札内側)はそもそも静内まではつながっておらず通り抜けできません。季節や天候、道路状況によってはダムより下流のピョウタンの滝ゲートで通行止めになっていたり、上の写真に写っているダムゲートで通行止めになっています。
前年秋にダムゲートより奥に行ったときには札内川ヒュッテのゲートまでしか行けなかったのですが、この日奥まで行ってみると札内川ヒュッテゲートよりひとつ奥、最奥の幌尻ゲートまで行けました。橋とトンネルの連続の道ですが、橋から見える沢の急峻具合がとても見応えあります。今度フラッシュ放流へ行く機会があったら、湖の最上流部まで朝イチで行って、ダム湖水位の変化を観察したいものです。
スポット15 ほうずき橋
ほうずき橋は5時台にも写真を撮っていました。5時台と9時台。
:
△うおお狙ったのか全く覚えていないけれど同じところから!(よく見るとちょっと違う) 放流前(5:41)はまわりの緑の深さや下流園地にも目がいきますが、放流後(9:29)は放流に夢中になる。川の流れも際立つ。
9時台はもう2枚どうぞ ↓↓
(△左手高いところに見える橋は”いわひば橋”だな)
ほうずき橋からの動画はないのかと思ったらタテ動画がありました▽
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
スポット16 富良牛橋
富良牛と書いて”とむらうし”と読みます。あのトムラウシと同じ由来なのかな!
富良牛橋の上は上でも、限りなく豊林覆道寄り(東端)かと思います。画像内、ダムの左上に見える覆道は銀嶺覆道、その手前に見える橋はもみじ橋かと。
写真の右上の辺りに見える土砂崩れの後が気になる。すごい急斜面ですよ、、、ほぼ垂直にみえる。
△め、目が合ってる~~~
スポット17 豊林覆道
札内川ダム周辺スポットとしては17個目のこちらで終了。豊林覆道の(北)西端・道路側から見える札内川ダム。
△ダムに向かう途中のチラ見えテンション爆上げ位置。
ダムはいつも変わらずそこにある安心感。
さよなら札内川ダム・・・(当日の動きとしてはまだ中盤なんですけどね)。
はいここからはダムからは離れていきます(帯広へ戻っていくかんじ)。
スポット18 ピョウタンの滝
ピョウタンの滝は朝イチ5:25と10:51に行きました。
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
虹大橋上流側の比較画像▽
変化がわかりやすすぎる・・・! 10:52の写真、滝下流側の水位の高さがすごい。
お次は下流側の比較画像▽
倍率ずれているんですけど水位の高さの違いはおわかりいただけるかと。
△虹大橋上流側(ピョウタンの滝)の変化
下流は5時台も10時台もタテ動画だったのでTwitterに載せました▽
— 彩り (@ayakaaaand) 2021年6月6日
スポット19 札内川第2号ダム(砂防堰堤)
札内川ダムへ行くときはセットで行く札内川第2号ダムです。この日は5:20頃と11:35頃の2回立ち寄りました。
まずは事前偵察の5時20分。早朝の雰囲気が気持ち良い。
ここで放流前の事前巡視をしている職員さんに会いました。
もしかして注意されちゃう??と思ったけれど、気をつけてくださいねーって優しく言われただけだった(ホッ)。(上の画像はこないだやったガチャ。職員さんに遭遇したときこんな感じだったと思う)
以下、11時台の再訪時。
△車からおりたらすぐに耳に届く轟音、チラ見えしているだけでもすごい流れ方。
(フラッシュ放流で120m3/s近く流したら、上の画像右下の辺りは水浸しになるのかな…と思っていたのだけど全くそんなことはなかった。しっかり設計されているんだな、、と感心する)
△比較画像! いや水位!
札内川ダムで見ていたときは、放流も川の流れもきれいなお水って感じだったけれど、下流へ行くと濁流になっていますね。
動画▽
△落ちてくる水にひっかかって延々とぐるぐる回り続けている枝があってちょいとこわかった(滝つぼ落ちたらあがってこれない、みたいな)。
スポット20 札内川第1号ダム(砂防堰堤)
△5:13の日の高さ。
△札内川第1号ダムです!!
( ,,`・ω・´)ンンン? 水の流れの向こう、、、
△上の光っている部分、水抜き穴説で落ち着いていたはずだけど、なんで噴き出してこないのか気になって仕方ない。光の反射の仕方も気になります、、、(やはり秘密の通路説!!)
水がない状態の第1号ダムを見てみたいんですけどね、そんなことはありえないので困っています。(と思っていたらこの第1号ダムのドローン映像をYoutubeに見つけた。それを見ると四角い窓部から水が流れ出している様子が映っていたので本当に水抜き穴でした! ゆるやかに流れ出ていたので構造が気になる。断面図下さい。 秘密の通路じゃなかった!)
それでは比較画像にまいります。
下流にある岩3つ水に埋もれております。
もういっちょ
堰堤から流れ落ちるとき、ビデオカメラでテレビ画面を撮ったときみたいに横線ができるの不思議。
動画▽
スポット21 札内川頭首工
スポット20の札内川第1号ダムと同じ場所にあります。第1号ダムの少し下流に札内川頭首工がある。一度に2つ見られてお得(?)なスポット。
5時台に来て第1号ダムの写真は撮っているのに頭首工の写真を撮っておらず!!なぜ。眠かったんかな。
△11:53
以前の写真(2019年10月16日)の写真と比較します。
上の写真の時、札内川ダムの放流量は13m3/s位です。フラッシュ放流は110m3/sとかなので8.5倍くらいになっています。
動画▽
いやはやすごい。
札内川第1号砂防ダム(堰堤)
— 彩り (@ayakaaaand) 2019年10月21日
2019.10.16訪問
北海道河西郡中札内村
第2号ダムの下流1.5km辺り。堤高10.0m、堤頂長348.0m(堤頂長では日本一or最大級らしい)。第2号より迫力ある。道道111号から入ると直進方向は狭い道(写真③)。こちらへの進入は諦め、右折して舗装路を進むと写真①②枚目の所へ行けた🙌 pic.twitter.com/EztKrEuOxm
帰りがけ、前回訪問時△は進入をあきらめた(道道111号から入ってきたとき直進方向にある)道へ行ってみた。改めて地図を見るとわかるんだけどこの道を進んでも砂防堰堤の(右岸の)堤体にはいかないようで!
入っていくとすぐ左にカーブして、右手、木立の隙間に砂防堰堤が見える▽
堰から遠ざかるんじゃ意味ないw
道の先はこの日の水位の高さもあって水没していたので撤収しました。
さてまた移動。
一通り見学を終えて、一度道の駅まで行って軽食をつまんだあと、少し戻って西札内防災ダムに行きました。
そのとき渡る上札内橋、ブギウギ専務の札内川ダムフラッシュ放流回でも川の様子を見に来ていた橋。そちらが次のスポットです。
スポット22 上札内橋
道道240号上札内帯広線のとある橋。ブギウギ専務によるとこちらは札内川ダムから下流に20kmの地点らしい。朝はここに来ていないので比較対象がありません、残念。
△上流方向
△下流方向。
△下流方向の右岸寄り。
スポット23 第二大川橋
こちらは帯広市。国道236号から道道62号豊頃糠内芽室線に入って西に向かうと札内川を渡るのにかかっている橋。
△右岸に大きな駐車スペースがあります。
△上流方向。朝と昼で同じ場所から撮影するために目印を探していたら発見したテープ。昼来たときはダムの職員さんなのかこの地点から撮影していました。
△下流側にもテープ。
それでは一応比較写真を。
△上流方向。浅瀬の川底が見えなくなっていたり、中洲の面積が狭くなっていたりなくなったりしています。
△上流方向、少しアップで。
次は下流方向。
△こちらも川底の石が見えなくなっているのはわかる。
△少しアップで。右側にある一帯が全部水没してたりして!と期待していましたがそれほどではなかった。上札内橋が札内川ダムの下流20kmということからするとこの第二大川橋は下流45kmとかだと思うので、変化を見るには遠すぎたかもしれない。ふむ。
せっかく撮ってきたので動画も載せておきます。
以上で見学レポート終わり!!!
ここまで到達してくださる方がいるのかわかりませんが読んでくださってありがとうございました。お疲れ様でした。
上に載せた動画のうち、札内川ダム周辺のものをまとめて1本にしました▽
14分50秒あります。