サンルダム試験放流見学会(2019年1月8日)へ泊まりで行けることがわかった日、とにもかくにも宿泊をおさえなくては!と思っていろいろ調べました。
ぶっちゃけ宿泊手配に出遅れた感があったので、サンルダムの見学会に全国全道の猛者たちが集まってくるとなると宿泊場所、確保できないんじゃ・・・って思ってたけどそんなことはなかったです。
宿は安いに限るので、名寄辺りのお得な宿にしようかなと思っていましたが(名寄からも車で2~30分で行ける)、下川町にも費用が安く済んで、なおかつ雰囲気が良さそうな宿泊場所がありました。
下川町宿泊研修交流施設「結いの森」はツインルームひとり5,000円くらいで、その施設自体には温泉はないけど、少し離れた五味温泉の日帰り入浴が無料とのことで検討しました。サンルダムまで車で10分もかからないので、何度も見に行けるし・・・
でも五味温泉の日帰り入浴へわざわざ移動するのはめんどくさいかなあ、五味温泉まではどのくらいかかるのかなあ、五味温泉の宿泊はいくらなのかなあと思って調べると、サンルダムから五味温泉まで15分ちょいだし、別館(トイレ・洗面所共同)なら素泊まりひとり4,000円!!まじで! そんなに近くて温泉に入れて4,000円ならそっちのほうがいいかも! (温泉施設はもっとお高いイメージでした)
で、五味温泉に泊まるなら別館本館どちらがいいのかなあ、館内どんな感じかなあとサイトを見ていると、環境共生型「美桑」とかなんとか書いてある・・。
詳しく見ると、環境に良いエコハウスに宿泊できるそうで(←棟貸し!!)。最大12人?泊まれるこの家に2人から泊まれるそうなのです。2人で泊まる場合はひとり5,000円。冬期は+300円。五味温泉に4,000円で泊まるなら1,000円足してこのエコハウスに泊まってみたい!!
でもきっと予約でうまっている・・・と思って電話してみると(五味温泉のほうはネット予約できますが、エコハウス美桑は五味温泉に電話でのみ予約できます)、なんと予約できると言うではありませんか!!!
チェックインは14時からなのですが、それより早く着いても手続きだけ済ませれば先に入浴できるというのも大変良かった。結局14時過ぎに到着しましたが・・・
△サンルダムから五味温泉へ行くルートを東側にとると下川スキー場があり、大中小のジャンプ台がありました。レジェンド(葛西選手)とか伊東選手とかこのジャンプ台を飛んでたのかしら。スキー場の西側から五味温泉に抜けれます。
△で、五味温泉に到着してチェックインの手続き!
すぐ入浴するのも考えたけれどいったん宿泊先に行ってみることに。
△五味温泉から町側に50mほど戻ったところにエコハウス美桑はあります。
△五味温泉とはこの距離感。
ものすごく近いのですが、一度も徒歩移動はしませんでした・・・寒さと荷物と出かけるついでと・・・。夏ならすぐの距離ですよ。
※美桑までしっかり除雪されていました。
△この黒い木材、サンルダムの管理棟にも使われていた気がする。
△カーポート2台分。冬だと雪が積もらないのは助かる。これの前は広場になっており、駐車スペースには困らなそうでした。最大人数の12名が1台ずつ来てもなんとかなりそう。
△カーポートの奥にかっちょいいパネルあり。
△こちらが玄関。ガラスの引き戸。夜になるとちょっと怖かったです、防犯的な意味で
△玄関入って右手に廊下が続きます。土足のまま奥まで行けるけど、玄関脇には靴箱がありスリッパに履き替えできます。
玄関の正面奥には1階のトイレが。
上の写真の左手には2台のシングルベッドがある部屋が2つありました。
スライドできる障子にはエレベーターが隠れていました。重い荷物があっても安心!
△ペレットストーブのある吹き抜け空間! 大きな窓の開放感がすごいです。
今回は主に2階に滞在したのでこちらにはあまりおりませんでしたが。
△2階にあがってきました。
階段上がってすぐダイニングテーブル(椅子は8脚)。近くに大きなテレビもありました。
△ダイニングテーブルの奥にはペレットストーブがあり、その奥にアイランドキッチン。
大きな冷蔵庫があるし、炊飯器、オーブントースター、電子レンジ、コーヒーポット、電気ポット、洗濯機があります。
△2階の一番奥からダイニング方向を見た写真。ここが1階の玄関の真上あたりです。
デスクがあって、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、かみそり、浴衣がセットしてありました。
大きなベッドはキングサイズ?でした。2階にある寝場所はこのベッドのみで、他に寝る場所は1階になるようです。
△ベッド横、エレベーター横、台所(奥の洗濯機)奥から繋がっているこの場所。
△じゃーん! トイレと洗面台!
トイレめちゃくちゃ開放的!!
見えちゃう。外から。
てか鍵をかけることができないので、家族ならまだしも、友人と泊まるなら何かルールをつくるとかしないとお尻丸出しなのを見られる可能性・・・
で、洗面所より奥にある曇りガラス、その向こう側は、
△お風呂です!!
こちらも開放的。外から丸見え。
なんか光をうまく反射するとか、向こう側からマジックミラーになってるとかでしょ?と思ったのに外から確認すると丸見えでした(笑)
こちらは温泉ではなく水道水。
到着時点で沸かしてあって驚きました!
△五味温泉に置いてあるのと同じ、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが置いてありました。
洗面台にはドライヤーもあった。
△2階キッチンと寝室の間から森のほうへ通路があります。夏なら気軽に散策可能であります。
△こんな素敵空間で一晩過ごせるなんて幸せ~!! セレブになって別荘に来たみたい(妄想)。
△木製食器などもたくさんあります。
陶器の食器やグラス、カップなどもありました。
おはしやスプーンなどもありましたが、鍋とかは少なかったです。
エコハウス内の探検を済ませたあとは、五味温泉で入浴→サンルダムライトアップ見学→五味温泉でダムカレー→入浴
その後、戻ってきたのは21時ころ。
(棟貸しなので、チェックインしてしまえば、門限とかない感じです。※五味温泉での入浴は22時まで)
△森側に見えるライトアップが綺麗でした。
△せっかくなのでペレットストーブを点けてみることに!
△燃料のペレット。
△燃えるととても暖かいです。炎が見えるって良い。ペレットが落ちるカラコロ音が響きます。最初は気になるけど、慣れたら気にならなくなりそう?
そもそもペレットをたかなくてもヒートポンプ?で家全体が暖かいのです。半袖でもOKな暖かさ。
△今回は2人でしたが、もっと大人数でわいわいしたいですね!
△名寄の道の駅で買ってきた大福とクラシックで1日のしめくくり。
ライトアップきれい~と思って外を眺めていたら、23時にすべて消えて真っ暗になり、窓ガラスに映る自分の姿しか見えなくなった。窓に顔を寄せて外を見てもほんと~~~~~に真っ暗で、だんだん怖くなってくる。人がいようが熊がいようがわからんぞっていう闇。闇ですよ。
主寝室が2階で少し安心しました。
そんなこんなで1日目終了。
△翌朝は6時から8時まで五味温泉に入れます。
そういえば、五味温泉内のレストラン「りんどう」は宿泊者だけではなく、日帰り入浴の人、レストランだけの人も利用可能ですが、朝は宿泊者のみ(朝食付きプランの場合)のようです。
美桑に素泊まりの場合、いきなりぽっと言ってもりんどうでは朝食はいただけません。
美桑はIHコンロも電子レンジもトースターもポットもあるのでどんな朝食も思いのまま!
朝風呂に入りに行ったあと美桑で簡単に調理して食べました。
△下川の寒さは札幌の寒さとまた違いました。夜の間中降り続けていた雪が枝に積もってとてもきれいでした。
△美桑から外を見ると動物の足跡がいっぱい。
△美桑2階の森側カウンターにはこんな機械が設置されていました。電話機? フォトフレームだなんて書いてあるハイテク機械。
そこに朝メッセージが着いてまして、
「サンルダム建設事業所からのお知らせ」!
△内容。こうやって町からのお知らせが届く仕組みなんですねえ。防災無線的なもの? 下川町だと世帯に1つ配置されているのだろうか?
△雪が降った後の木の枝がとても美しくていつまでも見ていたい・・ですが、朝もサンルダムへ行くため出発しなくては。
△トイレに座ったときの景色はこんな感じ。
△丸見えで入れないよ!と思ってたお風呂も、片方ブラインドを下げたらなんとかなるかも。
△お風呂に浸かったらこんな感じの景色です。
もし私がお金が余って仕方ない大富豪だったら、山と森を買って、誰もこないところに開放的な家を作って、見晴らしのよいダイニングやお風呂を作って・・・(というのはこのエコハウスぴったり)と思っていましたが、
「まわりに人がいない」「まわりに明かりがない」というのがこんなに怖いものだとは知りませんでした。一応札幌に生まれ育っているだけあってシティ派なんだな私。広い家に2人というのがこわかったのもあるかもしれない。すぐ近くには五味温泉もありますし、不気味さとかはまっっったくありませんが。
こんな広い家に2人で泊まれて、大人数でも泊まることができて、すぐ近くに温泉があって、広いアイランドキッチンにダイニング、憧れのペレットストーブ、ヒートポンプの暖かさにでかい窓、本当におすすめいたします。
サンルダムへ行く際や、名寄のひまわりついでとか、なにか合宿的なものなら観光がなくてもぜひ!
美桑について
五味温泉の美桑ページ→☆
下川町の美桑ページ→☆
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