世界と人生を彩るもの

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本 真梨幸子「殺人鬼フジコの衝動」「私はフジコ」


なんで評価の☆が3つってもう読みたくないからです。。。あれだけの不幸を描けるのは大変すごいのですが。。

こんなに救いようのない不幸な境遇に生きている人なんている?と思いつつ、この世の中にはきっといるんだろうなと思うと恐ろしい。

こんな不幸の、負のスパイラルに一度落ちてしまったらきっともう幸せな生活には復活できないんだろうなと思う。

こんな不幸の中にいたら人を殺しちゃうのも仕方がない・・・とは思わないけれど、自分がここまで尊重されないのに人の命は尊重しなきゃいけないなんて思えないだろうなと思う。

続く負の「連鎖」。

今回図書館では限定版を借りることができたので、本編「殺人鬼フジコの衝動」に続いて「私はフジコ」も読むことができました。「殺人鬼フジコの衝動」の再現ドラマの主役に抜擢される(これまた)不幸な女優の話。これを読んだらなお一層ホラー感増しますね。真相に触れることを許されないタブー感が。

本編も陰鬱とした雰囲気の中に救いようのない真相、、といった衝撃はあるんですけど、いまいち謎解き(どういうことだったのか)はわからなかったです。

Kくんをポイントにいろいろと絡んでたんだけれど、、でももう読みたくない。悲愴すぎて。