本 有川浩『図書館戦争』
有川作品、連続読破中
『図書館戦争』
というその名の通り、戦争・軍隊モノなんだろうと読まず嫌いしておりました。
でも読まず嫌いもアカンだろ、と読んでみた。一言、
あくまで女性作家の作品だな。
これはいい意味で。(・∀・)
戦争・軍隊モノってたいていが男性作家の作品で、それらは女性読者を寄り付けない何かを持ってる。
(逆に女性作家の作品では男性たちは物足りないと思われる・・。)
この『図書館戦争』は、
女性の、女性による、女性のための軍隊・戦争モノ
みたいな感じ。
てかそこまで軍隊と戦争だけの話じゃないし。
有川作品って、マンガみたい、なんですね。
本は、ちょっとでも重い内容になると、気構えてから読む必要があるけど、
マンガはどんなに疲れてるときでも読める。
そういうライトな感じがあります。
地下鉄でも布団の中でも休憩中でも、いつでもok。
ページの中に文字しかないのに、マンガ読んでるのと疑似感覚って新鮮です。
キャラの動きとかストーリーの展開がそうさせるのかなとも思いますが。
この作品のジャンルを考えてみたら、
ありえるファンタジー
近未来的ファンタジー
??
メディア良化委員会による検閲がまかり通る近未来に、本を守るため武器をとったのが図書館の防衛隊! いろんな攻防戦でどんぱちやります。
でも事件勃発と解決だけが話のメインでなく、人間関係や社会の変化もさりげなく進展していくのがステキ。
先に読み進めている妹が、「きゅん」って何度も言ってるから、これから胸キュン指数あがっていくのかな。
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