世界と人生を彩るもの

アメブロから引っ越してきました。整理を完了しないままこちらにブログを書いています。過去記事へのリンクはアメブロに飛ぶ場合があります。カテゴリーの整理もおいおい。

小説『ストロベリーナイト』の続編

ドラマ始まりましたね! ストロベリーナイト






前回、ブログで報告した通り、最後の9分が録画できないまさかの事態でしたが、それはスマホを駆使してなんとかなりました(汗)。






しかし・・・






どうも、ああいう残虐なタイプの警察小説?サイコ小説?ミステリー小説?っていうのは、どうしても1時間では足りないですね~~!!!






どうしても最後のネタばらしの部分が、とととーんと早足になってしまって、観ているほうは「???」となってしまうというか・・・






その点私は原作を読んでいるので、そんなこともないんですけれど、ドラマはドラマ単体で成立していないと、視聴率は落ちてしまうのではないかと心配…^^;










妹に丸ちゃんと西島さんと林遣都くん出てるよ~ってストロベリーナイト(こないだの2時間スペシャルのほう)をオススメしたら、見たあと、気分が悪くなってしまったようです。






出だしのような残虐な描写にも慣れていないし、最後に判明する犯人の、犯行の動機というものが、あまりに理解できなくて気持ち悪くなってしまったらしい・・・






私も原作読んだりしたときには、う~~と気持ち悪くなったし、体温下がるような感覚がありましたが、そこまでピュアな反応ではないので、ちょっとなれるというのも怖いなあと思った次第です・・。














今回、ストロベリーナイトが連ドラになるにあたって、本『ストロベリーナイト』だけではなく、それに続く通称『姫川玲子シリーズ』が実写化されると聞いたので、急いで図書館にGOしました☆






すぐに借りれたのは、シリーズ第2弾のソウルケイジとシリーズ第4弾のインビジブル・レインです。


ソウルケイジ/誉田 哲也





このソウルケイジは、連ドラ全体の予告にあったので今回のドラマでも実写化されます。



事件は、放置自動車の中から切断された左手が見つかるところから始まります。たしか。

(この本の直後にインビジブル~を読んだせいで、細かなところが曖昧なのです・・・)



その左手の持ち主が殺されたと思われる血まみれのガレージや、過去に起きていた建築現場での墜落事故、やがて見えてくるヤクザとのつながり…!!みたいな展開。



これはミステリー好きにはオススメのお話かも知れません。


というのも、前作ストロベリーナイトはどうもスプラッタ部分が強調されているというか、残虐なシーンと全体に漂う暗澹たる雰囲気が売りのような作品でしたが、今回のほうがミステリーファンをうならせる(?)トリック的な部分があるからです。

前回のストロベリーナイトのことを私はよく「今まで読んだ作品のなかで一番グロかった」と紹介するのですが(←オススメしているわけではなくあくまで紹介)、

この「ソウルケイジ」のほうが、グロかったかもしれない。

読んでいて、「う・・・ううう・・・うぁぁぁあああああわわわわあああああああ!!!!!!」となる部分がありました。

その衝撃は、かの「容疑者Xの献身」に並ぶものともいえます。

ミステリー本の評価って、ネタバレにはしたくないので難しいんですよね。おすすめするしかないというか。
なので、ミステリー好きならこの本は読んでみてほしいとあえて言ってみる。ただし、「ストロベリーナイト」から入らないと、登場人物のキャラやその過去、警察組織内での立ち位置、それぞれの関係性がわかりずらいとは思います。

(ドラマ見た人ならさくっと読める感じです~!)




シンメトリー/誉田 哲也


こちらは短編集のようです。



表題作になっている短編「シンメトリー」はこないだ連ドラ第一弾で放送されていました、



こちらは予約数が多かったのか、札幌市の図書館の保有冊数が少ないのか、すぐには借りれなかったので予約待ち。明日には借りれそうなんですが^^;









インビジブルレイン/誉田 哲也


こちらも早速読みました~!

これは今までとは(←といっても、苺夜と魂檻しか読んでないけど)ちょっと雰囲気の違う作品です。

どう違うかというと…これまでの作品では、主に起こった事件を解決するべく奔走する警視庁捜査一課の姫川班とそのライバル!?ガンテツや日下班などの話なんだけど、

この本は警察庁とかキャリアとかそんなことがからんでくるというか・・

真相解明・犯人逮捕という捜査一課なら当たり前にすることをしようとすると、警察組織の過去の失態も露呈してしまうという状況で姫川をはじめとする捜査一課がとった行動とは!?みたいな展開。

この本の作者の誉田(ほんだ)さんという人は、出だしといい、途中といい、いろんな登場人物を語り手にします。

姫川だけではなく、その班の上司や部下だけでなく、時には重要な犯人を語り手にしたり、、、

その描写がうまい作者なんだな~と思います。

語り手がころころ変わることによって、読み手である私たちが「まさか・・」と、登場人物よりも先に展開・結末を想像できることもあるし、

だからこそ、登場人物がとる行動にハラハラしたり。「おい、そっち行ったら犯人いるんじゃないの!?」みたいな。

そういう意味で、誉田氏の小説はただのミステリー小説でもサイコ小説でも警察小説でもないんだと思います。

なんというか文学的才能という点で。

今回この作品は、ドラマの中での実写化には含まれないようです。

ネットで見る限り、実写化する上での原作に含まれていないので・・

ってことから考えると・・この「インビジブル・レイン」はまさかの映画化な流れでとっておいたのではないかと思うのですがどうでしょう~~~~!!!??

そして、次回作を読みたくて読みたくてしょうがなくさせられた作品でした。


感染遊戯/誉田哲也



そして続き! 次回作!


と思いきや、こちらの『感染遊戯』はなんとスピンオフ作品らしいのですよ~!!



なので、『インビジブル・レイン』その後の姫川(班)ではないのね~! そっちが気になるのに~。。。



これは割と新しいからか、予約数が70件以上、、



札幌市の図書館全体で17冊あるから、1冊あたり予約4件! 1人あたり2週間借りるから、、



ふむ、連ドラが終わる前になんとか借りれる感じかしら。






とまあこんな感じで久しぶりに本を読んでる感じなので、流れで同じく誉田氏が書いてる『ジウ』シリーズも読みたくなってきましたよ~!



ついてにそのドラマも観たくなってきた… (←こないだまで黒木メイサ多部未華子でドラマ化してたやつだね!)



どうも本は作家別にハマる傾向にあるようです。ふふふ。