6人の関ジャニ∞ in GR8EST初日 (札幌ドーム) ※ネタバレなし
昨日札幌ドームで行われた、関ジャニ’sエイターテインメント GR8ESTへ行ってきました。
私はこのツアーは札幌のみの参戦なので、いろいろ忘れないようにメモ書いてきました。それを見ながら少しずつレポ書いておきたいと思います。いつもの通り遅筆になると思うのですが・・(笑)
今日はセトリや演出やMCのネタバレはなしに、初日に行って感じたことをざっと書いておこうと思います。感想です。6人の関ジャニ∞がどうだったかというのがメインになると思います。
ネタバレは避けますが、ニュアンスで漏れるかもしれません・・。
すばるくんが抜けた、そのことについても書くので、その話題を避けたい方もご注意ください。
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あの会見からちょうど3か月。
今年のツアーの初日がやってきました。
ほとんどのツアーで初日となる札幌。
でも今年はいつもと違う。
6人になって初めての関ジャニ∞が行う公演。
6人の立ち姿、歌声、演奏、いったいどうなるんだろう。
早く初日が来て欲しい気持ちと、、、6人になった関ジャニ∞を、、目の当たりにしたくないような気持ちがごちゃまぜの中、その日を迎えました。
母と妹と3人で参戦。
母は黒強めの箱推し
私は緑赤黒強め(グッズは緑メイン)
妹は生粋の赤担。
開演して、6人の関ジャニ∞を見ました。
見始めて、見続けて、”6人”を見るまで不安に思っていたことは解消していきました。
不安に思っていたことひとつめ。
すばるくんがいなくて、関ジャニ∞が成り立たないのではないか。
不安に思っていたことふたつめ。
ヤスが踊れないこと。
その2つとも、感じさせないステージだった。
もっと、すばるくんの声がないことを感じるかと思ったのですが、6人の歌声でも、成立するんだなって思いました。
すばるくんのパートを他の人が歌えばそれはもちろん今までと違うけど、いちいち「あーやっぱり違う」と思わずに、それはそれですんなり受け入れて、というか自分にしみこんできました。
ヤスが踊れないことについても、あまり感じさせなかった。それは今回そういう曲をセトリにしたのもあると思いますが、ヤスの歌声がいつもと変わらずだったのが一番大きいと思う。
体調が万全じゃないことを感じさせない歌声だった。感じさせないどころか、すっかり忘れてた。
なので、いつも通りの、最高のLIVEでした。
ものすごい盛り上がりだったし。
いつもより、泣く方はもちろん多くて、しんみりすることもあったけど、
「楽しい~!」って、みんなが笑ってることもちゃんとあったので。
そして、新生関ジャニ∞のスタート日ということで、いつにもまして全国からエイターさんが集ってくれたと思います。
上の上までお客さんが入ってて、アリーナも埋まってて、スタンドの上からもエイトコールがあって。
会場全体の声援がエイトに届いて、そこからこっちに戻ってくるような一体感もありました。
LIVE後、串鳥に寄りました。
うちの母、東京に行ったらいつも鳥貴族に行ってるのに、北海道が誇る焼き鳥屋さん「串鳥」には行ったことないっていうんだもの。
ビールを飲みながら、焼き鳥を食べながら「今日どうだった?」って話をしました。
3人で話して、
妹の感想だけが違いました。
すばる担の妹。
コンサート中もハンカチで涙をぬぐってるのには気づいてました。
妹が話したのは、
「いないってわかってるのに、すばるくんの声を探してしまった。頭の中にはすばるくんの声が響いてるのに、耳には届かない。
大好きな曲たちが、自分には全然響いてこなかった」
と。
母は、「みんな頑張ってたね~よかったね~」というスタンス。「よかった」という点で私と同じ。
私はさきほども書いたように、「すばるくんはいない。すばるくんの歌はない。けど関ジャニ∞は成立してる」と思っていて、妹と比べると受け入れることができていて、それがなぜかと考えました。
Mステ→THE MUSIC DAY→関ジャムのすばるくん最後の生放送三連チャンを見て、
すばるくんがいなくなるなんてさみしい、すばるくんの姿が見れなくなるなんてさみしいし嫌だ、すばるくんの最後なんて来ないで欲しい
と思える時期それ自体が終わってしまったこと。
生放送の姿を見ながら、特に関ジャムを見て、
6人が受け入れるしかなくて受け入れている姿を見て、いちファンである私がいつまでもぐずぐずしてどうする・・と思った一週間後にこの初日を迎えたこと。(いなくなってさみしいという気持ちはいつまで持っていてもいいけど、いなくなることは受け入れないとなっていう)
そして、一番のきっかけは、やっぱり苦しんだであろう、苦しんでいるであろう6人の姿を見たこと。
すばるくんが関ジャニ∞を抜ける(捨てる)ことで、間違いなく傷ついたであろう6人。
札幌の初日を迎えるまで、不安だっただろう6人。
すばるくんのいなくなった6人で、これまで7人で歌ってきた曲を歌う。
今まで以上になるように、声が枯れるくらいがむしゃらに歌う姿。
その姿を見たら、「今までと違うこと」「何か足りないこと」なんてどうでもよくて、頑張っている6人の姿をなんの抵抗もなく受け入れて、自然に応援して、これからも支えていきたいって気持ちが生まれていました。
4月15日の会見以降、私はすばるくん主体で物事を考えていたように思います。6人は今までの延長線を歩くし、仲間がいるし、大丈夫でしょって。すばるくんは今までとは違う未知の世界へひとりで飛び込む、だから大変、がんばってねって。
でも6人の姿を札幌ドームで見たときに、6人のことを主体に考えたときに、今までと違って見えた。すばるくんはひとりだけ、自分のことを優先して自分で選んでやりたいことをやる。残された6人は、漠然と続くと思っていた将来が失われたこと。
6人は大人だし、男性だし、いつまでもぐずぐずしないで、すんなり次へ向かっているように見えたし、私と違うそういう姿をみて偉いなあと思ってましたが、いくらそういう姿勢を見せても、いろんな不安や葛藤があったんだなと感じるコンサートだったので、
今までの札幌ともまた違う、お互いに悲しみを認めて、お互いに励ましあって、背中を押すような場所になったと思います。
私は、すばるくん最後の生放送が終わるそのころまでずーーーっとGR8ESTにすばるくんが出演しないことについて、嘆いたり愚痴ったりしてたんですけど、実際現場に行ってみると、
これから自分の好きなようにやっていくすばるくんと、関ジャニ∞をやっていくしかない6人のことを考えたときに、「きれいな卒業」よりも「6人のスタート」を優先させたことは、仕方のなかったことだと思えました。それでよかったのかもと。
そこが、私&母と、妹の違う点で、
私は今回のことについて考える主体をすばるくんから6人に移せたから、その6人の関ジャニ∞がすっと入ってきて、好きだな、応援していきたいなって思えたんですけど、
すばる担の妹は、やっぱりすばるくん主体から離れられなくて、札幌ドームで見たのは「すばるくんがもういない関ジャニ∞」でしかなくて、受け入れられないのだなと思いました。
それがとても可哀想です。
それもいちすばる担の気持ちとしてしょうがないことだと思うからです。すばるくんのいない関ジャニ∞が、心に響いてこないならこれまでのような応援スタンスでなくなってしまうのもしょうがない。
ただ、2007年から一緒にエイターだった妹が、今回のことで離れていってしまうとしたらとてもさみしいなと思っています。
コンサート前、準備をしながら何か映像を見ようということで、なぐりガキBEAT新春特盤の「7人だけの新年会2017」を見ました。
関ジャニ∞の和気あいあいとした雰囲気、少しほろっとくる語りが見たくて再生してたんですけど、
今までと同様、メンバーがお互いを気遣った会話の”振り”をしたり、深く聞きだしたりする仲の良さを見てほっこりした反面、
最後にすばるくんが「もっと会話をしましょう」って言ってたのが印象に残りました。今まで気にしてなかったその発言が、すばるくんの脱退があってから聞くとすごく重く残った。
2017年の始まりで「もっと会話しましょう」と言ってたすばるくんが、それから1年を過ごして脱退の意思を決め、伝えたとしたら、その意思はだいぶ固いものだったと思うし、
でもその意思が固かったからこそ、6人には青天の霹靂というか、ショックも大きかったと思います。相手が離れようとしてて、そこに説得や交渉の余地がなかったら・・・とても辛いと思う。
裏切られたって思うかもしれないし、いなくなっても全然平気って強がるかもしれないし、離れたことを後悔させたるって思うかもしれない。間違いないのは、傷ついただろうなってこと。
すばるくんの脱退が決まってから、私自身が「円満脱退」「円満退社」だと思いたかったし、いつか・・・再加入はなくとも、コラボするとか曲の提供があったらいいなって夢を描いてましたが、
今は、すばるくんの頭にも、関ジャニ∞の6人の頭にもそんな未来は描かれていない気がしました。
勝手な想像ですけど、私はそう感じました。
すばるくんが自分勝手でわがままでどうしようもないとは思ってません。自分の夢をあきらめる必要はない。人生一度きりなのだから、今回の選択も応援したい。
でも6人は、傷ついたにしろまだわからないにしろ、今この時点で許したり認めたり後押ししなきゃいけないわけじゃなくて(←とっくにそうなってるかもしれないけれど)、
彼らはあくまで今とこれから、がむしゃらにもがいて、6人の関ジャニ∞を過ごして、創っていけばいいんだなと思いました。
6人が、札幌初日を迎えるにあたってとても不安だったことが伝わってきました。
コンサートが始まって、どんな光景が待ってるんだろう、エイターはどんな気持ちで来るんだろう、応援してくれるだろうかって思いながら、なんとかその日を迎えたんだと思います。
そんな6人のことは支えていきたいと思いました。応援の声を届けたいと思いました。
一生応援できるかはわかりませんが、
それはすばるくんがいても同じことだし、
これからシングルやアルバムが発売されて、
来年以降また、ベストアルバムじゃないオリジナルアルバムをひっさげたツアーがあって、今とは違う気持ちを抱くことがあるかもしれないけれど、
とにかく私は6人の関ジャニ∞、いいなって思うことができました。
最高で最強っていうのは、何かと比べてじゃない。
すばるくんがいなくなっても平気とか、すばるくんがいないからダメとかそんなことじゃない。
新しくスタートした関ジャニ∞が、6人の関ジャニ∞がつくる音楽が、ステージが、最高で最強だって思えて幸せでした。
いちeighterである私の感想でした。すばる担である妹の気持ちも痛いほどわかったのであわせて紹介させていただきました。