『イニシエーション・ラブ』で衝撃を受けたので、別の作品に挑戦。
あれ以上の衝撃は無いと思いつつも期待して読む。
で、結果、衝撃度は叶わなかったけど、なかなか面白かったです。
タイムマシンものって頭が痛くなるんだけど・・・(^o^;)
題の『リピート』、十か月前に戻ってそこからまた人生を始めることです。
タイムマシンがあって自由に好きな時間・場所にいけるわけではなくて、1度だけ、十か月前に戻れる。
物は何も持って行けないので、過去に持って行けるのは記憶だけ。
この記憶で人生をつくり変える。
この本読んだの、1週間前くらいなのですが、
ここまで書いて、ちょっとゾッとしてきている。
「イニシエーション・ラブと比べて大したことなかった～」くらいに思っていたけど、意外とくらってることに気づいた。
精神をゆすられている感じ。((((((ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ
その感じ、今までにもあったなーと思ったら、映画『マトリックス』。
今生きている、この「現実」が、実は無くて、脳内に与えられてる刺激によって”認識”している虚像に過ぎない・・・（うまく言えないけど）、
そういう、「当たり前」を覆されてるような、恐怖。
ちょっと、”リピート”の説明に前半を費やしすぎて間延びしている感があるし、最後のまとめ方もどうかと思ったけど、思い返せばそれでよかったような。
1週間たって、もう一度読みたくなってきた！！
『Back To The Future』みたいな、時空トラベルコメディではなく、ちゃんと「コワい」のでオススメです。
(-_＼)(/_-)三( ﾟДﾟ)
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以下、ネタバレ要素あり。(;^_^A
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しかし、コワかった・・・。
過去に戻ってやり直すことがこんなに怖いとは。
自分にリピートの誘いがあったら、
まぁ過去に戻っても、同じように生きればマイナスにはならないわけだし・・・って思ってたけど、
人間たるもの絶対欲は出るし。
ちょっと過去（いや、未来？）を変えると、自分の知らない歪みが出てくる。ってことは、過去に戻って何をしようが自分は全知かと言えば、そんなことはない。
「リピートしなければ良かった」・・・ってことに気づいたとき、まぢで戦慄。
