世界と人生を彩るもの

アメブロから引っ越してきました。整理を完了しないままこちらにブログを書いています。過去記事へのリンクはアメブロに飛ぶ場合があります。カテゴリーの整理もおいおい。

上野で久しぶりの一蘭とアルチンボルド展(@東京※8月のことです・・)

9月中旬からなんとなくお休みしていたブログ更新を再開しております。で、年の瀬が近づいていることもあり、今年あったことは今年のうちに載せておきたいなということで、半端になっていたお盆のこと、2月の日ハムキャンプのこと、下手したら去年のことなども更新するかもしれません。時間軸がバラバラですが、気になった記事があればのぞいていただけると嬉しいです。
 
 
今日は8月のお盆休みに東京に行ってたときのことを。
16日(水)はもともとヤクルトの2軍本拠地・戸田球場に日ハムvsヤクルト戦を見に行く予定でしたが、前日に引き続いての雨模様で中止の様相でしたので、早々とあきらめて別の行程を組みました。
 
まずは上野に行くぞ!ということで、とりあえず上野に出て、10時時点で”朝食”をとれるお店ということでグーグルマップの検索から一蘭さんへ行きました。上野の一蘭さん、まさかの24時間営業。すごいです。
 
一蘭さんは10年くらい前に東京ドームシティの中にあるお店に行ったことがあって、なんかすごい仕組みの店、という思い出があったので行ってみた。

 

 

 

 

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お店に入ったら券売機で食券を購入し、空席表示のある席に自分で座ります。隣の人とは仕切りで区切られていて、完全個人向けカウンター席になってるけど、実は仕切りを折りたたんで2人用スペースにもできるって面白い。

 

店員さんと基本的に口をきかないスタイル。

 

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朝からルービー。お盆休み最終日だったからさ・・・

 

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久しぶりの一蘭。久しぶりのとんこつ。

 

 

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なんかスペシャルトッピングみたいなのにしたら、苦手なきくらげが山盛りだった。うっかりしました。

 

 

この日上野に来た目的は、国立西洋美術館で行われていた「アルチンボルド展」。

 

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上野は国立博物館国立科学博物館は来たことあるけれど、国立西洋美術館はなんだかんだ初めて(たぶん)。

 

しとしと雨が降っていたけど、すごい人出でした。チケットは事前にネットで購入していたので、チケット購入列には並ばず入場口へ。すんなり入れました。

 

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△こういう野菜やフルーツ、魚や動物を組み合わせて人物像を描いているのがアルチンボルドの絵です。

 

展示室に入る前にものすごい行列ができていて、何かと思ったら、自分の顔をアルチンボルド式にしてくれる撮影スポットでした。

 

これがとても面白かった。ここに立ってね、的なポジションに立ち、カメラに顔を認識させると、目の前にあるスクリーンの中に散らばっていたフルーツや野菜が、ゴゴゴゴゴゴと積み重なって自分の顔になるんです。顔ができあがったらその横に立って記念撮影ができるの。

 

撮影スポットは3か所あって、並んでいる間、撮影している人の様子が見えるんですが、なかなか特徴をとらえてるので期待が高まる。

 

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△じゃーん。私の顔はこうでした。自分としてはなかなか似てると思う。
 
妹は眼鏡してないのに眼鏡になっててテンション下がってた(笑)
 
いよいよ展示室に入ってアルチンボルドの作品を見ました。有名かつメインになっている春夏秋冬の絵がやっぱり人気で大混雑。
 
混んでるけどじっくり見たくて、人が少ないところにうまく移りながらじっくり見ました。
 
春が一番感動した。鮮やかで華やかでいつまで見てても飽きなかった。
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△こちらが四季の春。グッズポスターを買ってきました(反射と折り目すみません)。
 
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△顔のアップ。ほんとに描写が細かくてすごい。美術館グッズあるあるだけど、このポスターも(当然だけど)実物の色合いには遠く及ばない。
 
春に比べると地味な他の季節も、借りた音声ガイドを聴きながらだと、注目ポイントがあって見ごたえがありました。
 
春夏秋冬以外にも四大元素シリーズなどいろいろありました。
 
実は3年ほど前にルーヴル美術館アルチンボルドの絵を見たことがあります。
 

ルーヴル美術館で見たときの絵。普通に撮影自由だった。

右下が春、左下が夏、右上が秋、左上が冬。

季節の進行と、人生における老いがリンクしている。

 

これが、あんまり印象に残ってなくて。

言われればなんとか思い出せるような・・・って感じで写真を見返したらばっちり見てたことがわかった。

その印象の薄さの理由は、モナ・リザとかミロのヴィーナスとかサモトラケのニケとか、超超超有名な美術品が数万点あるルーヴル美術館で見たからに違いない。

 

その印象が薄い作品も、はるばる日本に来ればものすごい扱いをされて、んで眺めるとその作品のすごさに圧倒される。

 

今回、正直アルチンボルド展というからにはもうちょっと数多くのアルチンボルド作品を見たかったけれど(よくある、アルチンボルドと同時期の画家の作品、とかアルチンボルドに影響を与えた、もしくは影響を与えられた画家の作品のミックスだった)、改めて四季の作品をじっくり見れて特に春に感動できてよかった。

 

そして改めてルーヴル美術館に行って、いろんな作品をひとつひとつじっくり鑑賞したいなと思いました。