お店に入ったら券売機で食券を購入し、空席表示のある席に自分で座ります。隣の人とは仕切りで区切られていて、完全個人向けカウンター席になってるけど、実は仕切りを折りたたんで2人用スペースにもできるって面白い。
店員さんと基本的に口をきかないスタイル。
朝からルービー。お盆休み最終日だったからさ・・・
久しぶりの一蘭。久しぶりのとんこつ。
なんかスペシャルトッピングみたいなのにしたら、苦手なきくらげが山盛りだった。うっかりしました。
この日上野に来た目的は、国立西洋美術館で行われていた「アルチンボルド展」。
上野は国立博物館や国立科学博物館は来たことあるけれど、国立西洋美術館はなんだかんだ初めて(たぶん)。
しとしと雨が降っていたけど、すごい人出でした。チケットは事前にネットで購入していたので、チケット購入列には並ばず入場口へ。すんなり入れました。
△こういう野菜やフルーツ、魚や動物を組み合わせて人物像を描いているのがアルチンボルドの絵です。
展示室に入る前にものすごい行列ができていて、何かと思ったら、自分の顔をアルチンボルド式にしてくれる撮影スポットでした。
これがとても面白かった。ここに立ってね、的なポジションに立ち、カメラに顔を認識させると、目の前にあるスクリーンの中に散らばっていたフルーツや野菜が、ゴゴゴゴゴゴと積み重なって自分の顔になるんです。顔ができあがったらその横に立って記念撮影ができるの。
撮影スポットは3か所あって、並んでいる間、撮影している人の様子が見えるんですが、なかなか特徴をとらえてるので期待が高まる。
△ルーヴル美術館で見たときの絵。普通に撮影自由だった。
右下が春、左下が夏、右上が秋、左上が冬。
季節の進行と、人生における老いがリンクしている。
これが、あんまり印象に残ってなくて。
言われればなんとか思い出せるような・・・って感じで写真を見返したらばっちり見てたことがわかった。
その印象の薄さの理由は、モナ・リザとかミロのヴィーナスとかサモトラケのニケとか、超超超有名な美術品が数万点あるルーヴル美術館で見たからに違いない。
その印象が薄い作品も、はるばる日本に来ればものすごい扱いをされて、んで眺めるとその作品のすごさに圧倒される。
今回、正直アルチンボルド展というからにはもうちょっと数多くのアルチンボルド作品を見たかったけれど(よくある、アルチンボルドと同時期の画家の作品、とかアルチンボルドに影響を与えた、もしくは影響を与えられた画家の作品のミックスだった)、改めて四季の作品をじっくり見れて特に春に感動できてよかった。
そして改めてルーヴル美術館に行って、いろんな作品をひとつひとつじっくり鑑賞したいなと思いました。